体脂肪が15%以下じゃなくたって、『Alo』や『ルルレモン 』のレギンスじゃなくたって、ヨガの恩恵は受けられる。デンマーク出身でヨガ歴13年のアニメーター、マリー・ヨルゲンセン(@yogaprints)”は、その事実を誰よりもよく知っている。今回はボディポジティブなイラストで反響を呼んでいる彼女について、イギリス版ウィメンズヘルスからご紹介。

マリーは、自宅に飾るヨガのポーズのポスターを検索しながら、ヨギのイメージがワンパターンであることに気付いたという。

そこでマリーは、ありとあらゆる体形、ボディタイプ、スキントーンの男女が裸でヨガをする絵を描き始めた。

マリーが描くヨギたちは、高価なウエアを着ていない。彼女の世界にはフィルター加工も、「熱心なヨギの体はこうであるべき」という独断も偏見も存在しない。その代わり、三段腹や体毛、でこぼこ、“不完全”な胸がありのままに描かれていてすがすがしい。

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マリーは自分のミッションをこう語る。

「どこを見てもヨギの体は一辺倒に描かれている感じがしたので、ちょっと歯向かいたくなりました」

「私自身や周囲の人をありのままに描こうと思っています。私がOK、自然と考えるヨギの姿を表現したい。俗に言う“理想の体”を複写する気はありません」

そして、マリーの努力は報われている。

「私をしばらくフォローしてから、ヨガのポスターを買ってくれた女性がいました。わざわざ私のもとを訪れ、『ありがとう。私はスリムじゃないけれど、あなたのおかげで、これからも安心してヨガを続けられます』と言ってくれました」

これには共感できるよね? マリーの作品はネットショップで購入可能。

※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Roisin Dervish-Okane Translation: Ai Igamoto

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