こんにちは! ピラティスインストラクターのayamaruです。

フィットネスバンドを使ったエクササイズは、自宅で簡単に出来るエクササイズも多く、私もスタジオのお客様とのオンラインレッスンの際に使用しています。

たまに、フィットネスバンドが、ベタていてると感じたり、ゴムが家具や床に張り付いてしまった経験はありませんか?

今日は、フィットネスバンドや、ゴムバンドがベタついた時の対処法、ベタつかないための保存方法等をお教えします。

まず、なぜベタつきが出てきてしまうのでしょうか。普通の汚れなら水で流したり、軽くスプレーをして拭いたら綺麗になりそうなのに、ゴムバンドのベタ付きは思いの他、きれいになりません。

実は、ベタつきには湿気が関係しており、加水分解という現象が起きてしまっています。ゴムと水が合わさった際に発生してしまった化合物が、ベタつきの原因です。日本の夏は、湿度が高く、湿度が高いですよね。冬も加湿器を使用したりするので、部屋の場所によっては、加水分解が起こりやすい環境なのです。ベタついてしまっても、以下のような方法でベタつきは解消できるので、ぜひお試しください。



【ベタつきの対処方法】

◆消しゴムを使う
①消しゴムで、ベタつきが気になる部分を擦る。

◆ハンドクリームを使う

①ハンドクリームを直接フィットネスバンドに塗り、乾いた布や、キッチンペーパーで拭き取る。

◆台所用漂白剤を使う

①水1リットルに対し、キャップ1杯の台所用漂白剤の原液を溶かした水を作る。
②手袋をして、キッチンペーパーを①の液に浸したものでフィットネスバンドを5分から10分包んでおく。
③流水で洗い流す。
※スプレー式で泡で出てくるものは希釈せずに使えて便利かもしれませんね。



【仕上げ】

◆ベビーパウダーを使う

①フィットネスバンドを乾かす。

②ベビーパウダーをジップ付きのビニール袋に入れる。

③②の袋に、フィットネスバンドを入れて、シャカシャカする。

仕上げ工程を行うことで、空気中の水分からゴムを守ることができます。ぜひ最後まで、やってみて下さい。


これからの時期、寒くなって乾燥してきます。よって、ご自宅で加湿器を焚いたりすることも多くなるのではないかと思います。これを機に、フィットネスバンドを風通しの良い場所に保管をし、湿気を防いで下さい!

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ayamaru
Pilatelist、Pilates Room Tokyo 代表

 度重なるぎっくり腰や、身体の不調の経験から、2011年に会社員からピラティスインストラクターに。2019年にインテリアと中国茶にこだわった、プライベートレッスン専用のピラティススタジオを東京都目黒区にオープン。大人のピラティスプログラムだけではなく、幼児期のピラティスプログラムを早稲田大学人間科学学術院 前橋明 教授と開発、幼児施設等に導入、監修等も行っている。また日本だけではなく、台湾・香港・中国でもイベントクラスや、養成等も行い、アジア圏でも勢力的に活動をしている。
2020年12月10日に、スタジオ事業とは別に、インストラクターとお客様のフィットネスライフをスタイリングする事業をリリース。フィットネスライフがより一層楽しめるようなアイテムを、小ロットで取り扱っている。 Instagram:@ayamaru.diary HP:www.pilatesroom-tokyo.com

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