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体重が減っている。それはいいけど、健康が被害を受けてない?

最近ダイエットを始めたなら、自分の健康を阻害していたり、減量計画を失敗に終わらせることになりかねない、これらのサインに注意してみて。

元気がすぐなくなる

これが「カロリー摂取量が少なすぎるサイン」というのは、理学修士で米国登録栄養士のナンシー・クラーク。ボストンを拠点とする運動栄養士で『Nancy Clark’s Sports Nutrition Guidebook(ナンシー・クラークの運動栄養ガイドブック)』の著者だ。「燃料切れで、いつも疲労感があるはず」。一般的に、健康な代謝機能を保つためだけにも、ほとんどの女性には1日1200~1400kcalものカロリーが必要だと言われている。でもクラークによると、それ以上のカロリーが必要な人もいるそう。だから冗談抜きで力が出ないなら、それはカロリー摂取量を増やさなければいけない証拠。

食べている物のことを四六時中考えている

カロリー摂取量を頭で計算し、食べた物や食べる予定の物に思いを巡らせてばかりいる場合、あなたは不健康なまでにダイエットに取りつかれている、とクラーク。確かにダイエットとは、より慎重な食生活を送るというライフスタイルの変化であるべき。でも精神的なエネルギーを吸い取ったり、取りつかれたような行動を取らせるようなものであってはならない。

食品群を丸ごと抜いている

炭水化物や他の食品群を禁止すれば、おそらく体重は減るだろう。問題は、それによって体の不可欠な栄養素も丸ごと排除してしまっているということ。例えば、エネルギーの源である複合炭水化物やムードを安定させるビタミンB。不足するとあなたの健康が害を被るはめに。クラークによると、そのうちやる気が出なくなったり、何かが足りないような気持ちになってくるそう。

眠れない

夜眠れないのは、グーグーと鳴るお腹のせいだけではないとクラークは言う。極端すぎるダイエットは夜の快眠を助ける栄養素に欠けるため、何度も寝返りを打つことになるのだ。

付き合いの予定を見直した

健康的な減量プランとは、ほとんどどんな状況においてもやり通せるもの。家にいようと、友達とレストランで食事をしようと、ビュッフェの待つパーティーに出掛けようと。食事付きの外食を避けるのは、あなたのダイエットには食事制限が多過ぎるというサイン。そしていざビュッフェやバーベキューに出掛けては、これまでの努力を台無しにしてしまうのがお決まりのパターン。

気分のムラが激しい

お腹が空いてイライラするあの感じは誰もが経験済み。今のところ食欲が抑制されていても、カロリーの摂取を制限しすぎると、脳内化学物質が打撃を受け、うつ、不安、怒りっぽさなどがあらゆる組み合わせで襲ってくるのだ。激しい気分の変動によってあなたは致命的なエラーを犯す。無性に食べ物が欲しくなり、減量計画を台無しにしてしまうのだ。そして結果的にリバウンドしてしまうとクラークは言う。

http://www.womenshealthmag.com/weight-loss/extreme-dieting



Text: Esther Crain  Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images