頑張って早く起きるべき新たな理由が見つかった。科学専門誌『PLOS ONE』に掲載された米ノースウェスタン大学フェインバーグ医学院の研究論文によれば、朝日を浴びると本当に体重が減りやすくなるそう。この内容をアメリカ版ウィメンズヘルスからご紹介。

これはpollの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。

この研究では、平均年齢30歳の被験者54名が7日間にわたり手首モニターを装着し、朝日を浴びた時間の長さとカロリーの摂取量を記録した。その結果、年齢・運動量・食事内容にかかわらず、朝日を浴びる時間が長ければ長いほど、被験者のBMI値が低くなることが分かった。

でも、朝日を浴びれば浴びるほど体重が減りやすくなるのはなぜだろう? これには2つの説がある。1つ目は、午前中の日差しを浴びると体内時計が整って、睡眠パターンが安定してくるという説。これは睡眠パターンが安定すると代謝がよくなり、結果的に体重が減るという仕組み。

2つ目の説は、1つ目の説をサポートするもの。朝日はブルーライト(青色光)を大量に含んでいるため、午後や夕方の日差しよりはるかに強い。研究チームいわくブルーライトは、概日リズムに大きな影響を与える。

このダイエット効果は、朝8時から正午までに20~30分日光を浴びるだけで得られるという。痩せたいと思っている人は、これを機にワークアウトを早朝に移してみては? 朝型じゃない人も、いつもより少し早めに起きて、日光を浴びながら外でコーヒーを楽しもう。それほど難しいことじゃないはず!

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text: Annie Daly Translation: Ai Igamoto

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。