カイラ・イチネスは、世界で最も影響力のあるフィットネススター。パーソナルトレーナー、『Sweat』アプリの共同創設者、さらにはママの肩書を持ち、『ビキニボディーガイド(BBG)』で多くの女性のボディー変革を助け、洗濯板のような腹筋で無数のフォロワーにインスピレーションを与えてきた。今回は、そんな大人気トレーナーであるカイラの食事法をアメリカ版ウィメンズヘルスからご紹介。

そんな彼女のおかげで私たちの体が変わる中、ひとつだけ変わらないものがある。それはカイラの食事法。「このキャリアを始めてから、私の食事法はほとんど変わっていない」と語るカイラは、バランスの良い地中海式ダイエットをしているそう。「新鮮なフルーツ、野菜、肉、魚、パスタ、オリーブオイル、レモンジュース、オレガノがたっぷりよ」

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食事制限のあるダイエットはしない。「食べ物が何よりも大切にされるギリシャの家庭で育った」という彼女にとって、大事なのは“何を除外するか”ではなく“何を取り入れるか”。「食事から何を除外するかは考えない」。その代わり、新鮮な野菜やヘルシーなタンパク質でお皿を埋めることに重点を置く。

カイラはスナックを取り入れることも忘れない。「ワークアウトの前だろうと後だろうと、定番のスナックはディップ付き野菜スティック。スイカも大好き! おなかがいっぱいになり、食後の満足感があるスナック(つまり糖質、タンパク質、ヘルシーな脂質が全て含まれたもの)を選んでみて」。ちなみに彼女の一押しディップは、ギリシャヨーグルトベースのザジキ。

カイラの普段のワークアウトには食べ物が欠かせない。2020年1月13日には、『Sweat』アプリで新プログラム『Sweat Challenge』の配信が開始された。「空腹で激しい運動をすると気持ち悪くなるのよね。朝も起きたらまず食べる。ワークアウトに必要な燃料(食べ物)をしっかり補給したいから」(おなかが空っぽの状態で走る「ファステッド・カーディオ」にはあまり興味がない)。

「自分にしっくりくることをするのが大事」とカイラは続ける。「ワークアウトで気持ち悪くなるなんて最悪だから、自分をハッピーにしてくれること、自分に自信をくれること、自分を強くしてくれることを選んでしてね!」

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text: Jennifer Nied Translation: Ai Igamoto

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。