体をほぐして癒やす！ 「4種類のマッサージ」
痛みを緩和する、簡単マッサージ！
長電話やメール、多忙な仕事や厳しいトレーニングで、現代人の体はクタクタ。アメリカのAP通信によると、鎮痛剤の売り上げが1997年から90%増加しているという。でも、鎮痛剤がないときはマッサージを試してみてもいいかも。 今回は頭や肩、足の疲れをほぐすセルフマッサージをご紹介。
1．手首マッサージ
マッサージする部位：手
パソコンの前に1日中座っていると、手首や指の神経がビリビリするときはない？ 1時間おきのエクササイズで痛みを緩和させよう。
1．左手を挙げ、手のひらを外に向ける。右手を左手の指にかけて押し、左手首がそった状態を5秒キープ。右手でも同様にストレッチ。
2．胸の前で両手のひらを合わせ、太ももの方に下げていく。手首が伸びているのを感じたら、その状態で5秒キープ。
3．両手の指を広げて5秒キープ。
4．左手の親指を反らして伸ばす。5秒キープしたら、右手の親指でも同様に。
5．小指から順に指を折り、こぶしを作る。手首を内側に倒して伸ばす。この状態を5秒キープ。
6．両手の内側と外側をマッサージして軽く振る。
2．テニスボールと凍らせたウォーターボトルを使ったマッサージ
マッサージする部位：足
1日中立っている人におすすめ。
1．かかとの下にテニスボールを置いて立ち、ボールに体重をかける。
2．かかとから前にゆっくりとボールを転がす。ボールが指の付け根のほうまで来たら指を広げる。反対の足でリピート。
3．テニスボールがない人はスープの缶やゴルフボールを使ってもOK。
4．最後は足の下に凍らせたウォーターボトルを置いて前後に転がし、足を冷やす。
3．テニスボールを使ったマッサージ
マッサージする部位：肩や首
パソコンの前で1日中前かがみになっている人や腰痛に悩まされている人におすすめのマッサージ。
1．あおむけになり、テニスボールを痛い部位の真下に置く。
2．一番痛いところまでボールを転がし、そこで1～5分または筋肉がほぐれるまで横になる。
4．フォームローラーを使ったマッサージ
マッサージする部位：ヒザ
筋肉の下にフォームローラーかパイプを置いて体重をかければ、ただもんだときよりもマッサージ効果が高い。フォームローラーは、ヒザの痛みを引き起こす筋肉の凝りをほぐしてくれる。ジョーダン・D・メッツル医学博士によると、腸脛（ちょうけい）靭帯は太ももの外側を走り、寛骨（かんこつ）とヒザ下をつなぐ結合組織で、凝るとヒザが痛くなるという。
1．体の右側を下にして、お尻をフォームローラーに乗せる。
2．両手を床についてバランスをとる。左脚を右脚にクロスさせ、左足を床につく。
3．体を上に動かしてフォームローラーをお尻からヒザに転がしながら、太ももの外側全体をマッサージ。
4．体を上下に30秒動かしたら、今度は体の左側を下にして。
痛い部位の上では止まり、体重をしっかりかけて凝りをほぐそう。
※この記事は、アメリカ版『Prevention』から翻訳されました。
10月に開催するオンラインイベント「LOVE BODY＋」のチケットと筋膜リリースアイテムの限定商品。「LOVE BODY＋」では、ヨガやトレーニング、ビューティレッスンなど50クラス以上のセッションが受けられる。イベントに参加できて、体もほぐせるからこの限定パックはかなりお得！
痛みを感じる部分にコロコロ転がすだけ！ 簡単手短に筋肉をほぐし、体のバランスを整えてくれる。
座りながらコロコロ足の裏で転がすだけ。血行を促進し、足の疲れやむくみの悩みを解消してくれる。
ふくらはぎ、胸、お尻、肩甲骨まわりなどで使用するとより効果を発揮。ソフトとハードの2種類があるので、その日の体調に合わせて使い分けてみては。
