47歳になり、セルフケアの一つとして腟トレーニング、略して”腟トレ”を始めることにしたウィメンズヘルス ショップのバイヤーNAOKO。現在は尿漏れなどの自覚症状はないものの、今後のためを考え取り組み始めた。腟のゆるみのために始めたトレーニングであったものの、実際に分かりやすく体に変化が訪れたのは、お尻の形。果たして何が理由となってヒップアップが叶えられたのか? NAOKOの”腟トレ”ルーティンに迫る。

腟トレを始めようと思ったきっかけ

バイヤーNaokoは11年前に女児を出産。これまで特に大きなトラブルには見舞われなかったため、腟ケアをしたことはなかったそう。くしゃみをするときは絶対足をクロスする、トイレに行きたいと思ってから間に合わないこともある、などの自覚症状を持った友人たちの声を聞いている中で、これから訪れるかもしれない症状を予防しておいた方がいいのかも、とお腟に意識を向けることに。そこで、せっかくやるならグッズを使ってみようと取り入れたのが、アプリと連動してトレーニングを行う「エルビー」だった。

着替えもいらない、5分間で済む「エルビー」のメリット

NAOKOの趣味はピラティスとゴルフ。ピラティスは週1ペースで通っていたので、インナーマッスルには多少自信があったという。しかし、昨年転職したことや、娘の受験などが重なり、今年は自分の時間が取りづらくなってきてしまったそう。次第に、ピラティスもあまり通えなくなってしまった。

「たかが週1と言っても、着替えてわざわざスタジオに行くとなると、時間にゆとりがないと難しくなってきて。体だけではなく、心にもゆとりがないと通うのも大変じゃないですか。だんだん時間を取るのが億劫になってきて、ピラティスに行く回数もどんどん減っていきました。今は月に2~3回のゴルフは楽しんでいますが、ピラティスの代わりに他の運動を取り入れるというモチベーションにはなっていません。何かはした方がいいと、そう思っているときに編集部のエディターに勧められて、自宅でできる腟トレグッズ&アプリ『エルビー』を毎日試してみることにしました」

elvie(エルビー) 最先端アプリで効率的なトレーニングを

最先端アプリで効率的なトレーニングを

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アプリと連動した腟トレは、ガッツリやったとしても5分くらいで終わるそう。時間は短いものの、じんわり汗が出ることもあるくらい、その5分間はハードな時間となったそう。

「家族を気にせずできる時間は、みんなが起きる前の朝の5分。起き抜けに、パジャマのまま、トレーニングを5分してから家族を起こすというルーティンが今は一番しっくりきています」

腟トレはどのくらいのペースで行っていた?

NAOKOが「エルビー」のアプリの中で選んだのは3段階の中で一番、週間でトレーニング回数が多いチャレンジングコース。週5回、5分程度のプログラムを行うものだ。

腟トレ
エルビー

”腟を締めたままキープすること”
”腟を締めてゆるめて繰り換えしを行うもの”
”どれだけ強く締め続けられるか”

まずは、3つのトレーニングからスタートした。繰り返すうちに、キープする力が増えていった。始めてから1カ月経ち、現在は5種類のトレーニングコースにランクアップ! 週に行う回数は減ってしまったものの、週に2~3回のペースでこなしているという。

腟トレ

ストレングスは腟をぎゅっと締める力でどこまでボールを上げられるかを試す。

エルビー
腟トレ

パルスは瞬発力。ギュッギュッギュッと、ボールを上部の穴に向かって腟に力を入れる。

エルビー
腟トレ

リフトはある程度同じ力で締めたままキープ。

エルビー
腟トレ

ホールドは腟を締めたまま長い時間キープする。

エルビー
腟トレ

スピードはギュッギュッギュと腟の締めを速く連続で行う。

エルビー

主なトレーニング内容
ストレングス(ぎゅっと締める力)
パルス(瞬発力、ギュッギュッギュ)
リフト(締めたままキープ)
ホールド(締めたまま長い時間キープ)
スピード(ギュッギュッギュが速い連続)
※もう一段階ランクが上がると”コントロール”というステップがあるそう。

「大体、2日に1回の”腟トレ”を心かげていますが、面倒でやれない日が続くこともあるので、できる時は連日時間を作っています。たった5分程度なんですが、毎回とにかく疲れるんですよ。じんわり汗をかくくらいです(笑)」


腟トレを始めてから生活と体に変化が!

「腟を締めるという感覚がなんとなくわかるようになったので、料理をしている最中などに、あ、腟を締めてみよう、ぎゅってこんな感じだったっけ?って、アプリなしでも自主練するようになりました。腟を締めることが結構難しいので、しばらく怠ると意外と忘れてしまうんですよね。なので、思い出した時には締めるようにしています」

トレーニング生活が始まってから2週間くらい経つと、だんだんと体が変わってきたのがわかったという。

腟トレ
腟トレ
腟トレ

「お尻から太もものラインが変わったことで、腟トレの効果を感じ始めました。今まで娘に笑われるくらい、お尻と太ももの境目がわからなかったんです。私はそんなに太ってはいないものの、お尻がペタンとしてました。でも確実にお尻と太ももにカーブが出た気がするんです。ビフォー&アフターの写真を見くらべて自分自身もびっくりしました。また、同時に姿勢に意識が向くようになりました。今まではお腹をゆるめて前屈みになってしまいがちだったけど、腟を締める時って前屈みだとうまく締められないんですね。腰を立てないと締められないから、腰を立てる癖ができた気がします」


腟を締めるってどんな感覚?

「エルビーが“締める”を認知してくれる動きは、お尻の穴をギュッて閉めるような感覚なんですね。最初は“締める”っていうのがわからなくて、お腹に力を入れたりしていたんですが、あまり認識してくれなくて。お尻の穴をぎゅっとする感覚で力を入れると、お尻全体にも力を入れる感じになるんです。だからお尻がすごく疲れました。そのおかげでヒップアップに繋がったのかもしれません。意図していませんでしたが、お尻が上がったのは嬉しいです」

腟をゆるませるってどんな感覚?

「ぎゅっとしている緊張を解く感じですかね。力を抜いたと思っても、どこかしら動いていたら腟がゆるみ切らないんです。体全体を脱力することに意識を向けます。特にお腹の下から全部力抜く感じ。無の状態です(笑)」

腟トレ中のポーズは?

「最初は座ってやっていましたが、そうすると、下っ腹に力が入って、腰が反っちゃうんですね。そうすると、『エルビー』がそうじゃないっていうアドバイスを出してくれるんですよ。そこで、立ってやってみたら、エルビーが反応してくれて(笑)。これがちゃんと腟が締まる感覚なんだと理解しました」

アプリのヘルプサービスでは座ったり横になってやったりするポーズのガイドもあるそう。

「手でスマホを持ちながらやると、ペアリングしているコネクションが切れてしまいやすいので、テーブルに置いたままでアプリを起動して行う方がコネクションも途中で切れにくいということがわかりました。スマホと入れてる腟の位置が近いことが重要なようです」

見た目以外に変化はあった?

「日常的に良くなったと思うのは、我慢ができずに尿が思わず出てしまうということがほとんど無くなったことです。また、メンタル的にも、締めてゆるめてのコントロールができるようになったということで自信がつきました。若返った気分とまでは言いませんが、今までできなかったことができるようになったことで気持ちも前向きになったような気がします」

腟トレによって体だけでなく、生活も快適になったというバイヤーNAOKO。トレーニングはやればやるほど成果が得られるもの。この記事を読んで気になったという人は、ぜひ試してみてほしい。
 

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Headshot of Chie Arakawa
Chie Arakawa
ウィメンズヘルス・シニアエディター

タレント・アスリートインタビュー・スポーツファッション・ウェルネス記事などを担当。女性誌FRaUでファッション・スポーツ・ダイエットなどの編集キャリアを積み、その後スポーツライフスタイルマガジンonyourmarkのプロデューサーとして在籍後、2022年までウィメンズヘルス編集部に在籍。