VIOの自己処理はやり方がわからないという人も多いのでは？ VIOやビキニラインの処理でお困りの方にむけて、Vラインの剃り方など、正しい処理方法を解説！ カミソリ負けで陰部を傷つけないように注意しつつ、ビキニラインをきれいに処理しよう。
【目次】
- ビキニライン／Vラインってどこのこと？
- Vラインの正しい剃り方
- Vラインを剃る際の注意点－ブツブツや炎症を防ぐポイント
- ビキニライン処理前のおすすめシェービングクリーム3選
- ビキニライン処理後のおすすめ保湿アイテム3選
- カミソリ負けから陰部を守る、電気シェーバーのおすすめ2選
- まとめ
ビキニライン／Vラインってどこのこと？
ビキニラインは、デリケートゾーンのVラインとほぼ同じ意味。この部位のムダ毛は目立ちやすく、下着や水着からはみ出る可能性が高いので、お手入れする人が多い。
Vラインの正しい剃り方
①処理前に10分間お風呂に浸かる
Vラインを剃る前に、10分間お風呂に浸かろう。カリフォルニアでエステティシャン兼電気脱毛士として働く尾崎冨美さんによると、これで皮膚の外層が柔らかくなり、毛を剃るのが楽になる（カミソリ負けもしにくくなる）。「10分たったら、肌をタオルドライして余分な水分を取り除いてください」
Vラインがキレイに乾いたら、ぬれた布で肌の角質をやさしく除去する。「そうすれば、剃る前に埋没毛を引き出すことができますよ」とエンゲルマン。
②シェービングクリームやシェービングジェルを使う
シェービングクリームは良い匂いがするだけじゃない。「毛を剃るときは、皮膚も一緒にそっているんです」とビショフ。「シェービングクリームで刃を滑らせてあげないと、皮膚が擦りむけてヒリヒリしてしまいます」
カミソリと同様、シェービングクリームも良質の物を選ぶべき。マンハッタン皮膚科・美容外科のデンディ・エンゲルマン医学博士いわく、シアバター、オリーブオイル、ココナッツオイルといった選りすぐりの保湿成分が入った質の高いシェービングジェルは、カミソリが肌に与える衝撃を吸収してくれるそう。
剃る部位に薄く塗布して、その下の皮膚と毛幹が見えるようにしておこう。「その方が安全です。カミソリの刃を前後に動かす必要がありませんから」と尾崎さん。
③剃る部分のアンダーヘアの長さを2センチぐらいにカット
アンダーヘアが伸びている場合は、カミソリを使う前に長さをカットして。そうすることで、絡まることなく、スムーズに剃ることができる。
④剃る方向に注意しながら、刃を下向きにして剃る
Vラインを下から剃るか上から剃るかは人それぞれ。でも、ビショフによると、ブツブツができやすい人にとっては剃り方が特に重要。カミソリをあちこちに動かせば、皮膚が切れたり、毛が埋もれたりする可能性が高くなる。ポイントは毛の生えている方向に剃ること。逆方向に剃ると炎症が起きやすい。
刃を下向きにした状態で、あまり力を入れることなく、Vラインに沿ってやさしくカミソリを滑らせて。「刃の数が多いカミソリを使っている場合は特に、1回それば十分です」と尾崎さん。「刃が多ければ多いほど、剃り直す必要性を感じることは少なくなります」
⑤デリケートゾーンに冷たい布を当てて炎症を防ぐ
尾崎さんいわく、剃り終わったらすぐにデリケートゾーンを洗い流し、冷たい布を10分当てると炎症が防げるそう。赤くなるのを緩和する美容液（無香料が理想的）を塗っておけば、カミソリ負けする可能性が一段と低くなる。エンゲルマンのおすすめはティーツリーオイル。「天然の消炎作用と殺菌作用で、カミソリ負けした肌を落ち着かせてくれます。炎症がひどいときは、赤み、腫れ、痛みに効く強力なクリーム（局所用ステロイド薬など）を処方してもらいましょう」
⑥保湿する
シェービング後は保湿が絶対欠かせない。「無香料でアルコールフリーの保湿液をVラインの両側に塗って水分を閉じ込め、さらなる炎症を引き起こす肌の乾燥を防ぎましょう」とエンゲルマン。ビショフは、肌を落ち着かせるアロエや、保湿力の高いホホバオイルとビタミンEを含む製品の使用を勧める。
⑦カミソリの刃を消毒する
そったあとは、毎回必ずカミソリの刃をアルコールとお湯（または熱湯）で消毒すること。刃がさびたら取り換えて。エンゲルマンいわく、5～7回使用した古い刃も交換するべき。
また、清潔かつ乾燥した場所でカミソリを保管して浴室の細菌が付着しないようにすれば、カミソリが長持ちする（赤いブツブツも防げる）。
Vラインを剃る際の注意点－ブツブツや炎症を防ぐポイント
・肌への負担が少ない電気シェーバーがオススメ
・剃る前後のケアをしっかりする
ビキニライン処理前のおすすめシェービングクリーム3選
インティメイト シェービングフォーム
スウェーデン発の、女性のためのデリケートケアブランド「デオドック」。世界初のシェービングフォームは、シェービング後の赤みやかゆみを防ぐことが期待できる。ココナッツのトロピカルな香りで、気分を高めて。
フェザー プレシェーブジェル
ヒアルロン酸・アミノ酸を配合し、肌をみずみずしく保ちながら「毛」を軟化するプレシェーブジェル。 かたくて濃い「毛」も軟化する効果が期待でき、 滑らかな剃り心地に。 無着色、無香料。
ウルトラモイスチャライジングシェービングクリーム
アロエ・オート麦・シアバターやビタミンE・Cを配合した、なめらかな感触のシェービングクリーム。濡れた肌にも乾いた肌にも使用でき、しっとり肌に導いてくれる。
ビキニライン処理後のおすすめ保湿アイテム3選
デリケートボディウォッシュ
ローズの香りとリッチな質感のデリケートボディクリームは、肌なじみが良く、 乾燥や摩擦によるダメージから肌を守りながら、潤いを与えてくれる。 デリケートゾーンに適した弱酸性処方。
ルブリカント
脱毛後や下着の摩擦などで、うるおいを逃がしやすいデリケートゾーン用に、植物成分を厳選して配合したジェル状保湿セラム「ルブリカント」。年齢を重ねてもうるおいのあるコンディションを保つことができる。べたつき感のない心地よい質感がGOOD！
Ochitsu healing oil
スリランカの職人が手作業で、石臼をゆっくり挽いて絞った酵素たっぷりのスリランカセサミオイル。加熱処理はもちろん行っておらず、更に超低温の17度以下で絞っているから、セサミ本来の濃厚な香りを楽しめる本格派。マッサージをするときに塗布して使う膣ケアアイテムだけど、バスト、ヒップ、お顔、全身の保湿として使用してもOK。
カミソリ負けから陰部を守る、電気シェーバーのおすすめ2選
パナソニック 除毛器 フェリエ
デリケートゾーンの毛を安全かつ快適にケアできる専用シェーバー。VIO特有の太い毛もスピーディにカットするトリマー刃に加え、毛量調整や高さを整えられるボリュームダウンコーム、毛先のいやな“チクチク”をなめらかに整えるネット刃、I＆Oゾーンでも刃が直接肌にあたらないスキンガードの、計4種のヘッドとアタッチメントを用意。お風呂で使用できる防水仕様で、丸洗いも可能。清潔に愛用できるのもうれしい。
フェイスシェーバー
こちらは、丸い刃先で肌にやさしい、約0.12mmのうす刃のシェーバー。細かいところまで剃るならおすすめ。
まとめ
デリケートな場所なので、とにかくやさしく剃るのがポイント。剃った後は、保湿を忘れずに！
※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text: Jenn Sinrich And Kristin Canning Translation: Ai Igamoto
