意外と乾燥しがちなボディのお手入れ、どうしてる? ボディクリームを塗っても粉を吹いてしまったり、時にかゆみを伴うことも。そんなときは、“洗うケア”を見直すのが解決への近道かも。今回は、乾燥肌の人がボディソープを選ぶときのポイントやおすすめの商品、使い方のコツをご紹介。毎日使うボディソープを見直して、うるおう素肌を目指そう。
乾燥肌ならここに注目! ボディソープの選び方
洗浄成分は、アミノ酸系がベター
さまざまな種類があるけれど、乾燥肌ならアミノ酸系の洗浄成分がおすすめ。洗浄力がおだやかなので、肌に必要なうるおいを残しながら洗える。
アミノ酸系以外の洗浄成分(石けん系・高級アルコール系など)と組み合わせているものも多いので、成分表示のはじめのほうに以下のような名称があるかを確認してみて。
アミノ酸系の洗浄成分
名称に~グルタミン酸・アラニン・タウリン・グリシン、ココイル~とつくもの。
例えばココイルグルタミン酸2Na・ココイルグリシンNaなどがある。
泡立ちがよいものや、泡で出てくるタイプを選ぶ
乾燥肌に摩擦は大敵。ただでさえもろいバリア機能がさらに弱まってしまうので、いかに擦らず洗えるかが鍵になる。
摩擦を防ぐためには、弾力のある泡で洗うことが大切。泡立ちがよいと謳っているものを選んでもいいし、はじめから泡で出てくるタイプにするのもあり。
保湿成分が入っているとなお良し!
洗い流すからと軽視しがちだけれど、保湿成分にも注目したいところ。保湿成分が入っていると、洗い上がりの乾燥を防げるのはもちろん、洗浄時の肌負担も抑えられる。
セラミド・アミノ酸・ヒアルロン酸・コラーゲンなど、肌にもともと存在している保湿成分が特におすすめ。
また、ヒアルロン酸やグリセリンが入っていると、テクスチャーにとろみが出やすい傾向に。やわらかな泡質が好みならチェックしてみて。
乾燥肌さんは試す価値あり!
おすすめのボディソープ10選
ケアセラ 泡の高保湿ボディウォッシュ
セラミドプラス(ジヒドロキシリグノセロイルフィトスフィンゴシン、セラミド6II)、7種の天然型セラミド(セラミド1、セラミド2、セラミド3、セラミド6II、セラミドEOS、カプロオイルフィトスフィンゴシン、カプロオイルスフィンゴシン)と、乾燥肌にうれしい保湿成分が盛りだくさん。肌のうるおいを守りながら洗える処方を採用し、顔にも使える優れもの。
hadakara(ハダカラ)増える泡ボディソープ
手でもタオルでも、贅沢な泡で全身を包み込みながら洗えるボディソープ。1プッシュで出てくる濃密な泡が、洗っている間にもこもこと増えるのが面白い! 洗うほどにうるおう秘密は、保湿成分が洗い流されない処方(同社比)。たっぷりの泡で全身を包み込み、手が届きにくい背中なども抜かりなくケアできる。
ノブ フォーミングソープ D
ロングセラーを誇るノブの石けん、「ソープ D」のフォームタイプ。精製度の高い高級脂肪酸のみを使用し、配合成分はなんと7つのみというシンプルさが自慢。肌に必要なうるおいを逃さずに汚れをしっかりオフしつつも、洗い上がりはつっぱらない。顔にも使えるから、忙しい朝の洗顔にもおすすめ。
キュレル 泡ボディウォッシュ(医薬部外品)
キュレルのボディソープは、乾燥からくる肌荒れも気になる人におすすめ。独自の「セラミドケア」で肌荒れを防ぎ、うるおいをキープ。きめ細かな泡で摩擦を抑え、全身をやさしく洗える。赤ちゃんにも使えるので、家族みんなのボディケアに役立てて。
ミノン全身シャンプー 泡タイプ(医薬部外品)
アミノ酸系の洗浄成分にこだわったミノンのボディソープ。うるおいを奪いすぎない適度な洗浄力で汚れを落とし、しっとりと洗い上げる。有効成分を配合し、肌荒れの予防にも期待大。子供(ベビーシャンプーを卒業した後から使用可)から大人まで使えるのはもちろん、介護や療養中の洗浄ケアにも一役買ってくれる。
オブ・コスメティックス ソープオブボディ・01
自然派のあなたには、オブ・コスメティックスのボディソープがおすすめ。香りと洗い上がりから選べる4種展開で、アミノ酸やヤシ油、糖などを由来とする洗浄成分&泡切れのよいクリーミーな泡が共通の魅力。4つあるうち、乾燥肌にはRO(ダマスクローズの香り)・Ma(マグノリア(木蓮))・HS(7種類のブレンド精油の香り)のいずれかがおすすめ。使い続けていくうちに、肌がどんどんうるおうような感覚を味わってみて。
HADAHUG 全身泡せっけん
デリケートな乳幼児の肌向けに開発されたHADAHUGは、乾燥で敏感になりがちな大人も試す価値あり。植物オイルからつくった液体石けんとアミノ酸系洗浄成分をブレンドし、肌へのやさしさを追求。泡切れがスピーディーで、体だけでなく髪も顔もしっとり洗える。
オサジ ボディソープ
アミノ酸由来の洗浄成分で、おだやかに肌を洗い上げるオサジのボディソープ。高い保湿力があることで知られるシロキクラゲ多糖体を配合し、つっぱり感のないしっとりとした仕上がりに。無香料と3つの香りから、リラックスタイムの気分に合うものをチョイスして。
セタフィル®PROボディウォッシュ
敏感肌に寄り添い、製薬会社ならではの処方を採用。角質層の水分保持に役立つフィラグリン※と保湿効果に優れたオイルを配合し、うるおいに満ちた肌をサポート。デリケートな肌のバリア機能を整え、健やかな状態へと導く。
※フィラグリン分解産物:ピロリドンカルボン酸ナトリウム(保湿成分)、アルギニン(保湿成分)
サボン シャワーオイル
コムギ胚芽油・アボカド油・オリーブ殻油・ホホバ種子油と、4種のボタニカルオイルを保湿成分としてプラス。オイルならではの濃厚なうるおいで、お風呂上がりもなめらかでうるおった状態が長続き。ジャスミンの爽やかな香りに満たされて、肌も心もうるおうひとときを。
使うときのワンポイント。手を使ってやさしく洗おう
ボディソープを使う際には、タオルやバスリリーで擦らないように注意。乾燥肌は摩擦にも弱いので、できれば素手で洗うのがおすすめ。たっぷりの泡でなでるように、手をやさしくすべらせて。
まとめ
乾燥肌のボディソープ選びは、洗浄成分や泡質、うるおい力がカギ。お風呂上がりの保湿だけでなく、”洗うケア”から見直してみて。