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アイスクリームがあなたを呼んでいる時、取るべき行動とは?

締め切り間近。冷凍庫であなたの帰りを待っているアイスクリームのことしか考えられない。でも家に帰って癒やしのフードをドカ食いする前に、ジムで15分間のピットストップを。

アラバマ大学バーミンガム校の新たな研究が、一般に信じられているのとは反対に、激しいワークアウト後は空腹感が減ることを発見。

スポーツ・エクササイズ医学科学誌で発表されたこの研究は、38名の学生を2つのグループに分類して大学院レベルの入試問題を解かせた。試験後、片方のグループには15分の休憩が与えられ、もう片方は15分間の高強度インターバルトレーニングを実施。

その後全学生に食べ放題のピザが振る舞われたのだが、ここで思わぬ展開に。試験後に座っていたグループが汗を流したグループ以上に食べたのだ。

この研究の指導者であるウィリアム・H・ニューメイヤー博士は、座りっぱなしの頭脳労働によって変動した体内の血糖値とインスリン値がこの結果の原因ではないかと考える。「この変動で、脳にもっとエネルギーが必要だという信号が送られるんだろう。だから頭脳を使う仕事の後はお腹が空く」。それに対して、エクササイズは脳のエネルギーとなるグルコースとラクターゼを放出する。

さらにニューメイヤーは、エクササイズが空腹ホルモンと満腹ホルモンに影響を与えることで食欲が減少することはあると言う。ひと汗かくのも、頭脳労働後の元気回復には良いアイディアかもしれないそう。

リサーチが比較的少人数の学生グループを対象に行われたこと、また試験食品が一品のみだったことは文献中に言及されており(そして学生がピザを好きなのは誰もが知るところ)、野菜料理とピザが出されていたら、結果は違っていたかもしれない。

とはいえ、今夜仕事の後でジムに行くべき理由がひとつ増えたはず。カロリーは燃え、ストレスは軽くなり、食欲も減るなんて利点だらけかも。

https://www.womenshealth.com.au/article/health/stress-eating-hunger-hormones

Text: Alexandra Gomez Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images