ビデが逆効果!? デリケートゾーンのニオイ対策、どうしたらいい?

17 February 2018

ビデが逆効果!? デリケートゾーンのニオイ対策、どうしたらいい?

近年、専用アイテムがリリースされるなど盛り上がりを見せるデリケートゾーンのケア。ニオイ対策やヘアのカットなど、知りたいことはたくさん。けれどその一方で、ニオイを気にしすぎてしまったり、洗いすぎてしまっている人も。気になるデリケートゾーン対策を指南!

欧米では当たり前になっている“ピュービックケア”。ピュービックとは、恥骨や陰部という意味があり、いわゆるデリケートゾーンのケアのこと。最近、日本でもデリケートゾーン専門のアイテムなども数多く登場して話題に。

「確かに日本では、デリケートゾーンのケアについて今まで語られることがあまりありませんでした。他の人がどうしているのか知らず、自己流でケアしている人がとても多い。私のクリニックに来る女性も、デリケートゾーンのニオイを気にしている人がとても多いですね」と言うのは女性の身体に詳しい成城松村クリニックの松村圭子先生。

悩みの多くは、生理のときに生臭いニオイがしてしまうとか、おりものが多くて変なニオイがする気がする……というもの。

「ほとんどの人は、気にしすぎです。例えば生理のときは出血をしているのですから、多かれ少なかれ生臭いニオイはして当たり前です。また、おりものやおりもののニオイを嫌がる人がいますが、おりものは膣の中をキレイに保つ自浄作用を持っています。

膣の奥に雑菌が入らないように、膣の中で“デーデルライン桿菌”が乳酸を分泌して酸性に保ち、悪玉菌の繁殖を抑えてくれるわけです。そして通常でも少し酸っぱいニオイがします。ですから、まずはあまり気にしすぎないことが大事です」


洗いすぎ女子は要注意! デリケートゾーン洗浄の落し穴

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気にしすぎないことが大切とはわかっても、できればニオイは抑えたいというのが女子心というもの。その場合は、どうケアしたらいい?

「ニオイを抑えたいという気持ちから、洗いすぎている女性も少なくありません。実はこれは逆効果。おりものの自浄作用が低下して、逆に膣の中の雑菌が増えてしまうことも。同様にビデの使いすぎもよくありません。

また、おしり洗浄が逆効果になることも。おしりの雑菌が水の勢いでデリケートゾーンに流れて、そこに付着してしまうこともあります。頻繁に自動洗浄に頼りすぎるのは禁物です。

1日に洗っても2~3回程度に。入浴時に洗うときには、膣の中のpHに近い弱酸性の洗浄剤を選ぶようにしましょう。最近は、専用のものが出ているので、そういうものを選んで。

ゴシゴシ洗わず、丁寧にやさしく洗うことが大事です。石けんがない場合は、お湯だけで十分です。とにかく洗いすぎないことが大事。それでもニオイが気になる人は、アンダーヘアを少し短くするだけでムレ感がなくなり、ニオイが気にならなくなります。

ですが、アンダーヘアをすべて剃るのはNGです。アンダーヘアはデリケートゾーンを守る働きがあるので、過度にカットしないように気をつけましょう」(松村先生)

 

知ると知らないのでは大違いのデリケートゾーンケア。ヘルシーに、ハッピーに身体と向き合ってみて。

Photo:Getty Images Text:Manabi Ito

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