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午前中に余計なもの食べず、ダイエットに悪いことをせずに乗り切れても、午後も乗り切ってヘルシーな夕食まで我慢するのはとても難しい。むしろ、ダイエット的にはNGなことをなにかしらしてしまう、というのが現実では。やせたいなら、小さいことから見直して!

一日中会議で座りっぱなしなのも、無意識にデスクでなにか食べてしまうのも、全て体重増加につながる行動。それに、デザートや休憩室のおやつなどの誘惑もたくさん。

そこで「Three Steps to a Healthier You」の著者、アリッサ・ラムゼーにやってしまいがちな午後のNG行動と、ヘルシーでいるためにどうすればいいのかを教わった。

ラムゼー氏によると、気をつけたい5つの午後の行動はこれだそう。

1. がんばった自分にご褒美をあげすぎている

ワークアウトをした後は、「5km朝走ったから、ご褒美があってもいいはず」と思いがち、とラムゼー氏は指摘する。

もちろんワークアウトを頑張ったのなら、自分へのご褒美に値するときもある。ただ、問題なのは実際に運動して消費したカロリーを多く見積もり過ぎな上に、食べた物のカロリーを少なく計算し過ぎること。つまり、午後にご褒美のアイスクリームを食べていたら、せっかくの午前中のワークアウトも無駄になっているかもしれない。「ワークアウトをしたことと、デザートを食べることは切り離して考えるように」とラムゼー氏。

2. 一日中座りっぱなし

午前中に運動をすれば、後はずっと座っていてもよい、というわけではない。

ランチが終わると、その後はデスクで動かずにいる、ということによくなってしまう。そこでラムゼー氏がすすめるのは、アラームを1時間おきにセットして、リマインドする方法。アラームがなったら「オフィスを一周してみたり、別のフロアのトイレに行ったりして。もちろんその時はエレベーターではなく、階段で! それか、電話を受けたら、立って電話してもいい」と具体的にアドバイス。こういった小さなことも積み重ねると意味があるそう。

3. 余計な甘い物を食べ過ぎている

ついお菓子の箱が置いてあると手を伸ばしてしまうけれど、よく考えて。本当にお腹が空いていて食べたいのか、それともそこにあるから食べたいだけ?

無意識の欲求に負けるのではなく「本当に食べたい時、つまり自分が心から食べたいと思う時に食べるようにして」とラムゼー氏は話す。たとえば、友達が自慢のレシピでチョコチップクッキーを作ってくれた時や、人気のパン屋に行った時などの特別な時だけ。

4. ハッピーアワーで飲み過ぎている

夏のビアガーデンや金曜日の夜など、一杯はたいしたことないと思うかもしれないけれど実はこれが危ない、とラムゼー氏は指摘する。

「お酒のカロリーももちろんだけど、危ないのはアルコールが増えると、少ない量を飲んでいる時に比べて賢くない選択をしてしまうこと。つまりヘルシーな食べ物を選ばなくなりがちなことが危険」と説明。

また、たまに飲むカクテルが体重増の原因にならないように。たとえば、マルガリータのようなミックスドリンクを避けて。ミックスドリンクには砂糖がたくさん隠れている。「ワインのグラス一杯、ビールやリキュールベースのカクテルや甘くないものがおすすめ」とラムゼー氏。

5. 完璧を求め過ぎている

完璧にヘルシーでいようとするとむしろ逆効果になることがある、とラムゼー氏。

「クライアントには、あまりにも厳密なダイエットをしているからこそ、あと数キロが落とせない人がいる。これは、その食事法があまりにも厳しすぎて続かないから」。もちろん、ヘルシーなお弁当を作り、毎日運動をして会社にあるおやつの誘惑に負けないようにした方がいい。でもお気に入りのデザートを食べたり、運動をたまには休んでゆっくりすることを許すことも必要。

ラムゼー氏は、完璧を求め過ぎていると、予定を乱すようなことがあると全部やめたくなってしまったり、自分はダメだと思ってしまうことがあると言う。ヘルシーな毎日といっても、数週間のものではなく、ずっと続けられるようなものではないとだめ。続かないほど厳しくはしないように。

http://www.womenshealthmag.co.uk/weight-loss/stay-slim-forever/6957/afternoon-habits-weight/

Text:Macaela Mackenzie Translation:Noriko Yanagisawa Photo:Getty Images