手相でわかる、恋愛の傾向

感情線が直線に伸びている人は、恋愛では感情をあまり表に出さず、より冷静で用心深い傾向にある。「この手相の持ち主は、“気に入らなければよそへ行ってもらって結構です”というタイプの人です」と、サウセド。心地よい恋愛関係を維持したいので、境界線がハッキリしているよう。

感情線のカーブは、「バランス」を表している。サウセドが言うには、自分のことを優先し、自分の心が傷つかないように守りに入りやすい傾向がある一方で、オープンな心の持ち主でもある。恋愛において、自分の感情をコントロールする知能を高めると、自分のことを優先すべきときと、パートナーといる時間を優先すべきときがわかるようになれるとか。

感情線が、指と指の間まで伸びている人は、とても世話好きで思いやりがある。「オープンで寛大な性格の持ち主ですね。自分に不利益になることでも、周りに尽くすことができます」と、サウセド。しかし、相手に与えすぎていると、恋愛で都合よく利用されることもあるかもしれない。　

感情線は、境界線に関する洞察力も表している。小指の下に位置する感情線の端が、細かく枝分かれしている人は、 人間関係において、強固な境界線を持っているよう。「感情線が、指と指の間まで伸びていて、なおかつ明確な境界線を持っている人は、誰を受け入れるべきか、誰に与えるべきかを理解している人です」と、サウセド。一方で、ここの手相が薄い人は、人間関係の境界線を持っていることが、あなたの強みでないことは確か。

ところで、手相って変わるの？　「両手ともに、感情線が変わるのは珍しいことですが、稀にあります」と、サウセド。時間の経過と共に、人間関係において明確な境界線が引けるようになると、指と指の間に届かない感情線に変わるとか。

ハンドアナリストは、手相以外にもほかの特徴を見ながら、恋愛傾向を読み解いているという。「金星丘」と呼ばれる親指の付け根の部分を見ると、性的欲求や、パートナーへの愛情表現の仕方を捉えることができる。手のひら全体の中で、親指の付け根の部分が一番盛り上がっている人は、サウセドいわく、快楽が好きな傾向にあるとのこと。

小指の下を見ると、外側に向かって伸びている小さな線が1〜2本あるかもしれない。これを愛情線と言い、一般的には結婚線と呼ばれることが多い。

愛情線が1〜2本ある人は、パートナーと一生続く強固な関係を築くことができる人だという。そう、結婚は一度だけ。一方で、小指の下に短い線がたくさんある人は、インパクトが大きな恋愛はしないことを示唆しているとか。愛情線が枝分かれしていたり、途中で切れている人は、厄介な別れを経験するかもしれない。

手相鑑定は、自分の今の現実を知り、自分を振り返ることに役に立つ。自分の恋愛傾向を理解すれば、現在の、もしくは将来の恋愛関係を強固なものに築くことができるようになる。次のデートでは、相手にこの話題を持ち出してみるのもいい。会話の出だしに、金星丘のネタを使ってみて！

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text:　ALYSSA GIRDWAIN　Translation : Yukie Kawabata

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