心地よい眠りにつくためのアドバイスを求めて、ウィメンズヘルスが睡眠専門家ガイ・メドウ博士にインタビュー。
生理周期のホルモン変動や妊娠、閉経などの理由で女性のほうが不眠症に陥りやすいのは事実。でもご安心を。睡眠専門家ガイ・メドウ博士によるアドバイスがあなたを睡眠ストレスから解放してくれるはず。以下の10項目をチェックして。
1.寝る前にSNSチェックはNG
そう、スマホは遠ざけよう。就寝時間前30〜45分間は電子機器の使用は控え、ベッドの中では絶対に使わないこと。スクリーンが発する光が脳に太陽光を連想させ、覚醒ホルモンを放出し続けてしまうから。ドラマを1話観る代わりに、お気に入りに雑誌を読んでみては?
2.毎晩だいたい同じ時間に就寝し、毎朝同じ時間に起きる
頷けないかもしれないけれど、寝るのが遅れても朝同じ時間に起きる努力をしよう。そうしないと翌日の夜、眠りたい“衝動”に駆られない。
3.部屋は静か、暗い、涼しい、散らかっていない。
寝室を自分の“洞穴”として扱ってみよう。就寝時間に近づいたら照明を控えめにし、カーテンをしっかり閉めて、室内の温度を調整するために窓をちょっと開けて。彼のいびきや鋭いサイレン音には耳栓が効果的。
4.アロマを焚いてリラックス
寝支度をしながら、香りのついたキャンドルを灯し、ラベンダーのエッセンシャルオイルを枕に振りかけるか、芳香剤を室内に一吹きしてみて。
5.カフェインは摂らない
締め切りと闘うあなたには夕方5時のエスプレッソが良い考えに思えたかもしれない。でも深夜1時になっても頭が冴えているなら考え直すべきかも。自分のカフェイン感度を知るのも大事だけど、午後半ばからはハーブ系かカフェインゼロの飲み物に切り替える努力をしてみよう。
6.そしてお酒
仕事の帰りにちょっと一杯。でも時間を忘れないこと。約10mlの純アルコールの代謝には1時間かかる。ベッドに入る段階で体がまだこの仕事に集中している場合、あなたを寝かしつけてはくれない。
7.ベッドは心地の良いものを
人生の3分の1を寝て過ごすのが人間。新しいマットレスは価値ある投資なのでは?
8.スヌーズ機能をオフ
誰もが経験済みのはず。朝のうたた寝は贅沢な気がするけど、いざ起きてみると気ダルいのが真相。素直に目覚ましを15分遅らせるのが得策。
9.人それぞれなのを忘れずに
7〜8時間が多くの人の平均睡眠時間だが、4〜10時間の間であれば正常。自分の平均を出してみて、それが人と違っていたとしても翌日元気を回復している限り大丈夫。
10.何もしないこと!
寝ていないことを心配したり、眠るためのテクニックに依存し過ぎたりすると、それ自体があなたの目を覚ますことに。苦戦中なら、集中して思考と感情に対処して。
http://www.womenshealthmag.co.uk/health/sleep/1267/cant-sleep-10-expert-tips-for-better-sleep/
Text:Faye O'Sullivan Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images