オレンジに含まれるビタミンCは、歯茎のコラーゲンを守るのに不可欠。でも、かんきつ系のフルーツの過剰摂取はすてきな笑顔を台無しにする。 「オレンジを1日に何個も食べたり、レモンウォーターを大量に飲んだりと、かんきつ類に歯がさらされてばかりだと、エナメル質が柔らかくなり、溶けてしまうこともあります。しかも、エナメル質は再生しません」とジャブロウ医師。レモンとライムは特に強烈で、糖を高濃度で含むかんきつ系のフルーツジュースも油断ならない。事実、栄養学専門誌『The British Journal of Nutrition』に掲載された2011年の研究結果は、グレープフルーツジュースがコーラと同じくらい浸食的であることを示している。