パンは、炭水化物が多いけれど、栄養素は低め(そして体重増加は免れない)。その上グルテンは一般的に腸の問題を引き起こす事もある。とってもおいしいけど、その割にはあまり理想の食品とはいえない。それにも関わらず、新たな研究では罪悪感を抱かずに、サンドイッチを食べてもOKだと主張している。今回はこの内容をオーストラリア版ウィメンズヘルスからご紹介。

その理由とは? パスタやパンを含む植物由来の特定の食物に含まれるタンパク質は、死亡リスクの低下と関連しているという。そもそも、パンは白米よりもタンパク質を多く含んでいる。

研究者たちは16年間にわたり、416,104人の男女のデータを収集。平均して、対象者の15%はタンパク質からエネルギーを摂取していて、そのうち40%は植物性、60%は動物性の物(肉や乳製品)だった。

特に植物性タンパク質は、あらゆる原因、特に循環器系の病気による死亡率を下げる事が判明したという。

単純に卵を植物性タンパク質に変更するだけで、男性では24%、女性では21%死亡率が低下したそう。また、卵でなく肉だった場合は、死亡リスクが男性が13%、女性が15%へと低下したという。

留意すべき点として、研究では、喫煙や糖尿病、フルーツやビタミンサプリメントの摂取等、対象者の健康への影響や異なるライフスタイルが考慮されているとの事。

研究に関わったチームメンバーは、食事が健康や寿命にどれほど大きな役割を担っているか証明できたのではと話している。

早速パン屋さんを訪れてみては?

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Lucy Bode Translation: Asami Akiyama

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