大事なシューズが土や汗で汚れてきたら?
ランニングシューズは汚れて当然。私たちの汗ばんだ足を受け入れて、夏の夕立にぬれながら、砂ぼこりの舞うトレイルや公園の芝生の上を走るのだから。履くたびに洗う必要はないけれど、放っておけば見た目も機能も衰える。大事なシューズを長持ちさせるためのガイドラインをチェックしよう。今回はこの内容をイギリス版ウィメンズヘルスからご紹介。
洗えるけれどオススメできない。ラクとはいえ、洗濯機に入れてしまうとシューズが傷んだり完全に破損したりする可能性が高い。
ほとんどのシューズは通常の洗濯機の設定に耐えられないので、素材の強度や接着剤の効力が低下する。温水や洗剤の化学物質がのりを溶かし、シューズがバラバラになることも。
被害を受けるのはシューズだけじゃない。ゆるゆるになったランニングシューズを洗濯機で何度も洗えば、ドラムに傷がつくだけでなく、ソールの泥で排水溝が詰まってしまう。
素材を傷めたくないのなら、手洗いが一番無難。
まず、入念に洗うため中敷きとレースを外す。従来の洗濯用洗剤は衣類用に作られているので、ランニングシューズ用に作られたクリーナーを使うこと。消臭しながら、シューズの構造を守ってくれるものがオススメ。
シューズの中に少量のクリーナーと水を入れ、糸くずの出ない布で染み込ませながら拭く。この方法で定期的に洗えば細菌の蓄積が防げるし、シューズの寿命も長くなる。
雨の中を懸命に走ったあとは、シューズの色やデザインが一変していることもある。それでこの世が終わるわけではないけれど、何とかしてキレイにしたい。
頑固な染みは、ネイルブラシやマイクロファイバークロスでこすってみよう。染みが消えたら、ランニングシューズ用のクリーナーと少量の水ですすごう。
ランニングシューズは高熱に弱いので、自然乾燥または日干しにすること。風通しの良い棚に引っかけたり、暖かい部屋に置いたりしてもいい。ちょっと面倒かもしれないけれど、レースや中敷きを外しておけば乾きやすい。
いずれにせよ、ラジエーターやドライヤー、乾燥機を使うのは避けて。洗濯機と同様、高温でのりが溶け、シューズが劣化してしまう。
※この記事は当初、イギリス版『ランナーズワールド』に掲載されました。
※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text: Emma Dooney Translation: Ai Igamoto
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