エディターNANAが初のハーフマラソンに挑戦! その結果は? 当日の様子と相棒シューズ、そしてランナーがレースに挑む理由について、NANAが感じたことをご紹介。
  

初レース、無事完走!

健康意識が高いエディターNANAだけれど、走るのは苦手だった。しかし、お気に入りのシューズに出合ったり、正しい走り方を学んだりしたことで、走るのが少しずつ楽しくなってきて、ハーフマラソンに初挑戦することに。この3カ月間は、週に3回以上走り、ハーフマラソンに挑んだ。

ここでは、ハーフマラソン当日に感じたことをシェア。

本番前~8km:余裕、走るのってたのしい!

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練習を始めた3ヶ月前は、『完走できればいい』と思っていたのに、スタートラインに立ったときには、走るのが楽しみになって、できるだけ速く走りたいというモチベーションになっていた。目標ペースは、1km6分30秒。『NRC(Nike Run Club)』の森実利コーチからは、『初レースはオーバーペースになりやすいので気をつけて』とアドバイスをいただいていたので、はじめは6分20秒~30秒で走る人を探して、その人をペーサーとしてついていく作戦に。もっと走りたくなっても我慢! と自分に言い聞かせていた。

8km~11km:まだいける。少しペースアップ 

ナイキ
Akira Yamada

6分30秒/kmのペースを守り、走り続けていたけれど、6分15秒/kmに少しペースアップ。応援してくださる人たちが『がんばって!』や『かわいい!』とか声をかけてくれるのがうれしくて、アイドル気分で手を振りながら、ルンルンで走った(笑)。

11km~17km:全然いける、もっと速いスピードで走りたい

折り返しに入り、3回の給水所も経て、体力的にまだ走れると思い、ペースアップしたくなった。またペーサーとなる人を探し、5分50秒~6分で走る人を見つけたので、ついていくことに。練習ではこんなペースで走れていなかったので、本番のアドレナリンが放出されていた。でも向かい風が強く、少し疲労を感じはじめていた。

17km~ゴール:つらい! ゴールまであと少しなのに失速

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Akira Yamada

ゴールが近づいてきたころ、徐々にペースダウン。あのまま、6分半で走っていればよかったと何度も後悔した。しかし、絶対走り続けると決めて、ゆっくり進んで、ついにゴールすることができた。その瞬間、安堵とうれしさで笑顔があふれた。結果は2時間19分。正直、もう少し速く走りたかったという悔しい気持ちもあるのだけれど、初めてのハーフマラソンにしてはよく頑張ったと自分をほめてあげたい。

私の相棒シューズ

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Akira Yamada

NANAが完走できたのは、お気に入りのシューズ「ナイキ インヴィンシブル 3」と一緒に走れたから。レースはシューズ選びがかなり重要であることを実感したし、これからランニングを習慣化したいという人には「ナイキ インヴィンシブル 3」をおすすめしたい。

「練習のときも、フィット感や蹴る時の柔らかさが違い、足に優しい感じがして、とても心強かったのですが、レースが走り切れたのは、このシューズだったから。いままでは、5kmのランニングでも翌日に痛みが出ていたので、走り方を調整するのも大切ですが、シューズ選びもとても大切なことだと思いました」

ランナーによくあるシンスプリント(すねの下の方が痛む症状)やランニング初心者や女性に起こりやすいと言われているオーバープロネーション(脚が内側に傾く現象)で悩んでいる人にぜひ試してもらいたい。

「ナイキ インヴィンシブル 3」の特徴
「速くなる」という課題だけではなく、もう一つの大事な課題として「怪我ゼロ」を目指す取り組みにもかなり力を入れている「ナイキ」。ランナーにつきまとう”怪我”の予防を目指し、登場したのが、「ナイキ インヴィンシブル」の新作だ。初心者~上級者までファンが多い、このシューズの特徴はこちら。

①柔らかさと弾力性がすごい!
今回のモデルは、前作よりも厚みを増したズームXフォームを採用しているから、柔らかさと弾力性がアップし、履き心地抜群。そして、強烈なエナジーリターンを得ることが可能に。

②横ブレが少ない、安定感が◎
アッパーはナイキ独自のフライニットが進化。フライワイヤーを埋め込むことで、よりしっかりとしたサポート性能を発揮している。ほかにもソールの形状やヒール部分のパーツなどで、着地時のブレを防ぐ安定感がよい。

③女性のことを考えられたシューズ
骨盤の大きさに男女差があり、女性は動作(ランニングフォーム)によっては膝に大きな負担がかかることが多いそう。もちろん足型も違う。「怪我ゼロ」を目的にしているからこそ、女性の足の形を配慮して作られている点も魅力だ。

ナイキ インヴィンシブル 3¥22,000/ナイキ(ナイキ カスタマーサービス)

私が感じた、レースを走る意味

NANAは、レースにハマる人の心理が気になって、今回走ることを決めた。実際走ってみて、なぜ走り続けたくなるのか考えてみた。

①応援が力になる

「おじいちゃんおばあちゃんたちが、沿道で手を振ったり声をかけてくれることが、想像以上の喜びとなり、ゴールまでひた走ることができました。練習では、一人で黙々と走っていたけれど、本番当日は音楽を聴いたりせずに、川や木々の自然の音と沿道の応援の声が大きな力をもらったから、練習以上に頑張れたのだと思います」

②人生を学ぶ

「『人生はマラソンだ』という言葉を聞いたりしますが、走っているときに『順調だな』と思ったり、『苦しい、もう無理かな』と思ったり、本当にいろんな感情になるんですよね。これはまさに、人生だなと(笑)。始めに頑張りすぎてしまったら、力がつきてしまうし、周りに合わせようとしたって、人それぞれペースが違う。自分の最適なペース『マイペース』で走ることで、ゴールできるというのが学ぶことが多くて、すごく面白い経験でした」

③ありのままの自分になるところ

「『自分らしく』ともよくいいますが、このSNS時代にありのままの自分をさらけ出す瞬間は少なくなってきていると考えています。走っているときは、自分らしくあろうと思うまえに、素の自分になってしまっているというのもレースの醍醐味だなと思いました」

④自分の体に感謝する

「自分自身の体に感謝をすることは、日々を生きているとタイミングがなかなかないと思っていたのですが、レースを走り切れるのはこの体があってこそ、と感謝でいっぱいになります。レースの夜はゆっくりお風呂に入ったり、マッサージをしたりと労わり時間をつくれたのがよかったです」

今回の経験で、走ることが好きになったし、3ヶ月続いたのだから、習慣にもできそう。もっと速く走れるようになりたいと思っている自分すらいる。レースが気になっているけど、まだトライできていない人は、ぜひ未知なる体験をしてほしい! きっと経験してよかったと思うはず。


問い合わせ先

ナイキ カスタマーサービス 0120-6453-77

「ナイキ」公式サイト

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。