ランニングシューズは、自分の足にぴったりフィットして履き慣れているし、毎日のランニングは一度もサボったことがない。欠けているものはないはずなのに、結果がイマイチ……。何が足りないの? この内容をUS版『Prevention』からご紹介。

チベット仏教の高僧で、世界的な規模を誇るシャンバラ仏教瞑想(めいそう)センターの指導者、サキョン・ミパムが言うには、スポーツをするうえで、「坐蒲(坐禅専用につくられたクッション)の上に座る時間」が重要なのだそう。

Reehut REEHUT 瞑想用クッション 座蒲クッション ヨガ座布団ヒーリング・マインドフルネス フロアクッション 大きい 丸型 シンプル (33 x 11.5cm)

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ミパムはランナーでもあり、自身の著書『限界を乗り越える最強の心身―チベット高僧が教える瞑想とランニング』では、ランニングと瞑想の深い関係に基づく教えを説いている。

「“動”は体に、“静”は心に良いことです」と、ミパム。“動”で困難にぶつかったとき、“静”で鍛えられた心が非常に役に立つという。

Mixed Race woman sitting on bed meditating
JGI/Jamie Grill//Getty Images

例えばランナーは、避けられない“壁”にぶつかることがある。そのハードルを超えるまでがとてもつらいけれど、瞑想をしていれば、すぐに自分の心とつながることができるようになるとミパムは話す。

疑いや痛みに直面したとき、ミパムいわく「瞑想がランナーの助けとなる」そう。自分自身に語りかける言葉こそが、諦めるか、乗り越えるかを決定付ける。心を落ち着かせて、”私にはこれができますか?”と、心の奥に問いかける。そうすれば、自分の心と真っすぐに向き合うことができるので、より正直な答えがわかるようになる。

運動はしているけれど、瞑想は未経験という人は、騙されたと思って一度試してみては?

 

※この記事は、『Prevention』から翻訳されました。
Text: Lisa Elaine Held From Well+GoodNYC Translation : Yukie Kawabata

Headshot of Nana Fukasawa
Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。