中身が腐ったみかんの皮を一生懸命磨いてもフレッシュなみかんにはなりませんよね。
バストは、「腐っても鯛」とはいえるパーツではありません。
腐って実崩れを起こした残念バストは、残念以外の何物でもない。腐っているみかんは、外側だけなく、内側に問題があるんです。であれば、内側を変えないといけませんよね。
たとえば、人間を木に、バストをみかんだと想像してください。
・養分が足りてない?
→人でいうと、食べた物の栄養がバストまで届いていないのか?
・水分が足りてない?
→水分代謝、水の循環が悪い体なのか?
・日光が足りてない?
→光合成は人でいう呼吸。呼吸が浅かったり、呼気と吸気のバランスが悪いのか?
・実がなっている木がそもそも傾いている?
→骨格の歪み?
・排気ガスだらけの環境に生えている?
→体に老廃物が溜まりやすい。
こう考えると、バストの土台となる本体や中身がいかに大切か痛感しませんか? 確かなバストケア、確実な一歩を踏むのは、まずはここから。正しい知識を付けること!
正しい知識を持てば、一過性のもの、誇大広告に惑わされることもなくなります。さらに、体(バストの土台)を整えながら、能力(バストの可能性)を飛躍させたいとき、自分にとってなにが有効なものかを選び抜けるセンスも養われます。
これを読んでいる皆さんは、おっぱいを体から切り離して捉えるのを今日で終わりにしましょう。
おっぱいといえども、要は〝体〟です。境界線もない、取り外しもできない、皮膚や筋肉、筋膜など体の組織と陸続きで連なる、体の一部です。
一部のパーツだけ、ほかとは違う法律が定められている特区なんて、私たちの体にはありません。体がカチコチ、コリらだけ、冷え性で疲労感バリバリ、頭痛も生理痛もツライ……。そんな荒れた環境の中で、おっぱいだけ南の島、陽気なリラックス帝国、なんてことにはなり得ないのです。
だから、ハッキリと言います。今、あなたがバストに悩んでいるならば、
その責任はあなたにある!
おっぱいを「美おっぱい」にするためには、「あなた」という巨大帝国、まるごと健康で快適な状態にする。そこに、「美」が宿ります。整った体にこそ、「美おっぱい」が君臨できるのです。
だからバストケアこそ、整体の知識やメソッドが必要。私がバストケアを語れるのは、人の体を全身みてきた整体師だからです。
私はこれから、日本の女性たちの胸を“本当の意味で向上”させるべく、本質的なバストのための着眼点と、ケア方法をご紹介していきたいと思います。番長はどこまでも、自分のおっぱいと真に向き合いたい女性たちの味方です!
いざ、目覚めよ、乙女たち! バストに悩む日々から卒業しよう!