記事に移動

見ているだけで明るくなれる! 白髪専門のインスタグラム「Grombre」って?

悩む必要なし。

Colourful studio portrait of a senior woman
Flashpop//Getty Images

老化は避けられない現実のひとつ。しわや白髪の問題は、どこかのタイミングで必ず出てくる。そこでチェックしてほしいのが、3万7千人がフォローするインスタグラムアカウント「Grombre」。ここでは誰もが“白髪という自然現象を徹底的に賛美”している。この内容をオーストラリア版ウィメンズヘルスからご紹介。

900枚以上の写真の中には、元オリンピック選手や依存症を抱える女性だけでなく、男性パートナーは白髪交じりの髪を恥じる必要がないのに、自分は隠さなければならないという現実にうんざりしている女性の姿も。白髪がなかなか伸びないことに対する不満の声や、ヘアカラーをやめたことで起きた奇跡に対する驚きの声もいっぱい。

そして何より大事なのは、年齢や人種にかかわらず、普通の女性が普通の女性をサポートしていること。素晴らしい!

ここからは、編集部が厳選したいくつかの写真をお見せしよう。

instagramView full post on Instagram

「私は白髪を受け入れている。自分の髪が大好きだから!時がくれば髪は自然と白くなる。その美しさをもっと多くの人に分かってほしい」

「去年の夏、白髪染めをきっぱりやめた。最初のうちはつらかったし、不安もたくさんあったけれど、8ヶ月たったいまでは二度と白髪を染めようと思わない。この自然な銀色が好き。早く伸び切ってくれることを願うと同時に、現在の2色カラーも楽しんでいる。みんなの視線もありがたいわね(ほめてくれる人もいれば、混乱した顔をする人もいる)。自分がパワフルに感じるし、自分らしくいられるので、他の女性にも(心の準備ができた段階で)銀狼にトライしてほしい。外出時に白髪の女性と目が合うと、姉妹愛を感じるわ。この過程を通して強く、正直かつ自由になれる」

「15歳で白髪が生えた。20代前半で健康に問題が出てからは2週間ごとのタッチアップが難しくなり、白髪染めのせいで抜け毛も進行。白髪を伸ばし始めた最初の頃は気持ちが不安定だった。誰とも付き合えないんじゃないか、雇ってもらえないんじゃないかと怖かった。でも、そんなことは決してなかった!自分を受け入れれば、文字通り銀色の兆しが見える。この決断をしたことで、いままで以上に自由になれた!」

ADの後に記事が続きます

「丸1年髪を染めなかっただけでなく、この12ヶ月で自分自身、老化、自尊心、自信に対する見方が変わった。地毛の色と質感を受け入れることで、『これが私』と言えるようになった。白髪を染めれば自信がつくと思うかもしれないけれど、私の場合はその逆で、根元が白くなるたびに不安を感じた。銀色の髪をたなびかせていると自分がユニークな存在に思えるし、秘密組織の一員になった気分。白髪の人と目が合うと、暗黙の了解でお互いに会釈する。白髪ライフを始めたばかりの人は不安かもしれないけれど、やってみる価値はあるから諦めないで!」

「白髪になるのが本当に怖かった。慣れるのに時間はかかったけれど、いまでは見るのも怖くないし笑っていられる。試してみなきゃ分からないこともあるものよ!」

「本当の自分を隠すのをやめると人生が変わる」

ADの後に記事が続きます

「私が『Grombre』を始めたのは、白髪や老化の心配をしている女性は私だけじゃないかもしれないと思ったから。メンタルヘルスに関しても同じこと。自分をさらけ出すのがすごく怖くて、しばらくこのアカウントを使わずにいた。その結果、うつ病や不安神経症が想像以上に蔓延していること、その問題をオープンに語り合うことや、お互いに支え合うことの重要性を学んだわ。メンタルヘルスも白髪も、あなたを定義するものじゃない。それだけは忘れないで」

「茶色い地毛と同じくらい白髪が好き。白髪だけにするのは、それほど難しいことじゃないと思う。20代前半で白髪が生えてから数年間は白髪染めをしていたけれど、去年ついに一生染めない決意をした。不必要な化学薬品を体内に取り込むのがもうイヤで。髪が茶色かろうと白かろうと私は私。でも、他の人にはそうじゃないらしく、私の白髪に面白がるような視線やショックを受けた表情を見せる人もいる。年齢を聞かれたり、見た目が変と言われたり、ひそひそと笑われたりすることもあるけれど、それにもだんだん慣れてきた。染めることには何の問題もないけれど、“染めない”ことにも問題はないことに気づいてほしい。染めないのは、変でも異常でもなく自然なこと」

「問題は白髪だけじゃない。皮膚はたるみ、体重は増え、体は火照る。感情を持ちこたえられなくなり、相手にされなくなるのが怖い。それでも私は隠さない。私が目立てば、周りの人が歩くのも楽になるから。私はアルゼンチンのタンゴを踊る。次のステップが分からないなら、つらい時期を過ごしているなら、ダンスレッスンを受けてみて」

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text: Lucy Bode Translation: Ai Igamoto

Headshot of Nana Fukasawa
Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。 

ヘアスタイル

前髪 トレンド ぱっつん レイヤー カーテン セレブ 2024

今年こそ前髪を作ろう!セレブに学ぶ、最新バングス例BEST14

グレイヘア 白髪 汚い おしゃれ ショート メッシュ

30代からの白髪は、おしゃれにグレイヘアへ。ショートヘアや白髪メッシュも◎

2023年 ヘアトレンド

2023年のヘアトレンドは?注目の9スタイルを人気ヘアスタイリストが解説!

セレブのヘアアクセ

イットセレブが取り入れる、気分“上がる”ヘアアクセのアレンジ術

ADの後に記事が続きます
ADの後に記事が続きます