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「本当に重要だし、命を救ってくれるかもしれない」

今や世界で最も有名な5姉妹の母親であり、彼女たちのマネージャーもこなす、クリス・ジェンナー。自身のインスタグラムで、乳がん検査の重要性をファンに訴えたそう。

最初の投稿には、マンモグラフィ装置の写真とともに、「今朝はLAのシダーズ・サイナイ・メディカル・センターに来ているの。ずっとこの機械と一緒だったわ……みんなもマンモグラフィ検査を受けるように!」「(検査は)とても重要だし、命を救ってくれるかもしれない。私の母MJや、たくさんの友人が乳がんを克服した。だから、愛する人たちのためにも検査を受けて。みんなの周りにも、ひとりくらいはがん経験者がいると思う。みんなを愛しているわ!」とのメッセージが添えられていた。

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そして次の投稿では、乳がんの超音波検査(エコー)も受けたことを告白。アメリカがん協会(American Cancer Society)によると、超音波検査では、視触診やマンモグラフィでは判りにくいような高濃度乳房(乳腺の密度が高い)やしこりの変化が観察できるそう。クリスが自分の体に異変を感じたのかは不明だが、ファンには「念には念を」と説明。「超音波は片胸で15分くらい。脇の下、乳房、胸骨の真ん中を調べてもらった」「押されているような感覚はあったけど、全然痛くなかった。とても綿密だった。広範囲な検査について質問をくれたファンがいたから、シェアしておくわね。#情報は力なり #乳房超音波検査」

アメリカがん協会では、クリスのような55歳以上の女性に対し、2年に一度、マンモグラフィ検査を受けるよう呼びかけている。40歳から44歳の女性に対しては超音波検査を年に一度、45歳から54歳の女性に対してはマンモグラフィを1年おきに実施するのがベストだとか。

だが年齢に関わらず、どの女性も乳がん検査のメリットやデメリット、リミットを知っておく必要があるそう。非営利団体『BreastCancer.org』曰く、生涯のうちに浸潤性乳がん(がんが乳管や小葉から周辺に広がっている)にかかる確率は、アメリカ人女性の8人に1人。それゆえ、クリスはインスタグラムを使って、2000万人を超えるフォロワーに乳がん検査の大切さを教えて、少しでも早期発見に繋がれば……と考えたのかもしれない。娘のキムやクロエたちもきっと、母を見習ってきちんと検査を受けているはず。



Photos: Getty Images, Courtesy of Kris Jenner via Instagram
Translation: Reiko Kuwabara From Prevention