ごはんがおいしい秋! そろそろ新米も出そろうこの季節に、お米をおいしく、そしておしゃれに楽しむアイデアを、お米にフォーカスするライフスタイルショップ「AKOMEYA TOKYO」で教えていただいた。
1) 朝・昼・晩、食べるタイミングでお米を使い分けて!
朝ごはんとお弁当、そして夕飯と、食べるタイミングでお米を選ぶと、ごはんのおいしさがよりいっそう際立つ、と教えてくれたのは「AKOMEYA TOKYO」プレス担当の富田さん。起きて間もない時間に食べる朝ごはんは、さらっと食べたいので“あっさり粒感型”、ランチには、お弁当にしてもしっかりお米の食感が感じられる“もっちり型”、そして夕飯には、食べごたえばっちりの“しっかり型”がおすすめなのだとか。朝・昼・晩でお米を使い分けるってちょっと贅沢だけれど、新米の季節だからこそ、お米にはちょっとこだわって、秋の味覚を楽しんでみよう。
2) 実は知らない、おいしいごはんの最適水加減!
お米を炊くときのポイントはいくつかあるけれど、意外と知らないのが計量の仕方。専用の計量カップで計って炊飯器のメモリにお任せ、という方も多いだろうけれど、きっちりおいしく炊きたければ、きちんと“重量”を計るのがポイントなのだそう。「たとえば、白米ならばお米の重さに対して1.2倍、玄米ならば1.7~1.8倍の“重量”の水を入れるのがコツです。計りで計量するのは面倒、と思うかもしれませんが、べちゃっとしたり固すぎたり、ということがこれで改善されるはずなので、ぜひ試してください」と、富田さんも力説!
3) ズバリ、今のお米トレンドは? そして注目ブランドは何?
粒感がしっかりあるお米を好む方も多いそうだけれど、この数年、特に女性には、うま味があって少しもっちり感がある「バランスもっちり型」が人気だそう。少量でもしっかり食べた感じがするから、満足度が高いのかも! 山形の「つや姫」や福岡の「夢つくし」などがそのタイプだそうなので、一度試してみては?
さて、毎年いくつもの新ブランドが登場するお米。今や、お米は産地だけではなくて、ブランドで選ぶ時代だ。そこで、今年の注目新ブランドを尋ねてみた。お米業界で今年もっとも話題になりそうなのが、新潟の「新之助」だ。甘み、弾力、食感ともに、米どころ新潟が自信を持って送り出す新ブランドは、2017年の新ブランドの中でもピカイチ。今月から発売をスタートしているので、お米屋さんでチェックして。
「ほかには、神奈川の『はるみ』もおすすめです。昨年くらいから人気が上昇していて、注目度も上がっています。甘みがあって冷めても味が落ちないので、おにぎりにしてもおいしいですよ」。量り売りもあるので、少量ずつ味見してみるとよいかも。
4) ごはんをおしゃれに楽しむおすすめお米グッズ
お気に入りの道具を見つけるのも、お料理の醍醐味のひとつ。おいしいごはんのためのおすすめグッズベスト3を、用途別にご紹介!
●炊飯にはコレ! ごはん炊き土鍋
有田焼の炊飯土鍋は、AKOMEYAのオリジナルアイテム。中蓋つきで吹きこぼれしにくいので失敗知らずの土鍋ごはんが叶う。そのままテーブルに出しても素敵なので、家ごはんにもおもてなしにもぴったり。
AKOMEYAオリジナル 有田焼 黒釉土鍋
1.5合 ¥8,900 、3合 ¥16,800
●レンチンOKの陶器のおひつは大活躍!
炊いたごはんを入れておくのに、おひつがひとつあると便利。でも、曲げわっぱや木製のおひつはちょっとハードルが高い。そんなときにはこちらがおすすめ。炊飯もできる陶器のおひつは、電子レンジで使えるので重宝しそう。温めなおしのごはんも、これならおいしく食べられるはず!
おひつ炊飯鍋1合炊き ¥3,300 、3合炊き ¥4,200
※写真のブルーとホワイトは、NEWoMan新宿店の数量限定商品。通常は黒いものを販売。
●小ぶりで使いやすい米びつがあると安心
調湿性があり、防虫効果もある米びつがあると、お米の保管が安心。アクリルの蓋の持ち手の部分、実は裏が磁石になっていて、付属の一合升がくっつくようになっているので、計量のときに便利だ。1kg、3kg、5kgの3サイズあるので、ライフスタイルに合わせて選んで。
増田桐箱店米櫃(3kg)¥5,800
ほかに1kg(¥4,800)、5kg(¥6,800)がある。
5) 今年のイチオシ「ごはんのおとも」5選
「ごはんのおとも」と言えば、かならずやランクインしてくる明太子や鮭。定番モノもいいけれど、ちょっと進化した「新・定番おとも」をご紹介!
●のせのせ辛子明太子バター
明太子×バターのハーモニーがやみつきになるおいしさ。ご飯以外にも、パスタやうどん、ゆで野菜やバケットなどにもおすすめ。
¥475
●さんまぼろぼろ
北海道産のさんまに、ごぼう、にんじん、ごまを合わせて香ばしいそぼろに仕上げたもの。甘辛味で、お酒のおつまみにも!
¥700
●鮭ごのみ
国産の秋鮭に、プチプチ食感のカラフトししゃもの卵とコクのあるたらこを合わせたソフトタイプのふりかけ。マヨネーズで和えた“鮭ごみマヨ”はおにぎりの具にどうぞ。
¥700
●雲南山椒ジャコのり 頼むからごはんください
その名のとおり、ごはんが止まらなくなるという佃煮。のりの香りにさわやかな山椒、そして旨みの詰まったジャコ。これはもう、おかわり必至!
¥550
●自然薯ふりかけ 梅じそ味/おかか味
自然薯栽培発祥の地と言われる山口県柳井市の自然薯を使った、ちょっと珍しいふりかけ。サラダのトッピングにしても◎。
¥540
DATA:
教えてくれたのはココ!
AKOMEYA TOKYO(アコメヤ トウキョウ)
住所/東京都中央区 銀座2-2-6
tel. 03-6758-0270
http://www.akomeya.jp/
Special thanks : AKOMEYA TOKYO