フルーツから十分な糖質が摂れているのに砂糖を加えてしまうと、ヘルシードリンクが一瞬にして炭水化物とカロリー爆弾に姿を変える。人工甘味料はまだまし、という話でもない。糖アルコールが低カロリーなのは、消化されないから。ブリセットによると、「糖アルコールでお腹にガスが溜まる人がいるのはこのせい」。
さらに、人工甘味料は代謝を乱すこともあるそう。甘いと感じると、体がエネルギーの増加に対応する準備をはじめる。でも、そのエネルギーは一向に到着しない。これが食欲を増進させ、体重増加の原因になるとする科学的な証拠もある。「人工甘味料は完全に無害とは言えないみたい。絶対的な研究はないけど、調べれば調べるほど、完全にカロリーゼロとも人体への影響がないとも言い切れない」 とブリセットは語る。
朗報なのは、バナナなどのフローズンフルーツ程度の甘さなら大丈夫なので、美味しくないスムージーで我慢する必要はないということ。代わりに、大さじ1/2杯の天然の無濾過ハチミツを加えてみよう。ブリセットによれば、研究によって、伝統的な方法で作られたハチミツ (市場で売られているようなタイプで、スーパーで販売されるハチミツよりも色が黒く、花粉や不純物が含まれるのが一般的) には、抗菌性と抗酸化作用があることが分かっている。ただし、妊娠中、免疫不全がある場合、そして2歳以下のお子さんとスムージーをシェアする場合には、必ず精製されたハチミツを買うようにしよう。
※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text:Colleen De Bellefonds Translation:Ai Igamoto