ボディ批判に負けなかった15人のセレブたち
セレブだからといって、生まれつき神経が図太いわけじゃない。有名である以上、プライベートでもSNSでも、辛辣な批判....
セレブだからといって、生まれつき神経が図太いわけじゃない。有名である以上、プライベートでもSNSでも、辛辣な批判に耐えなければならない。
でも、その批判をものの見事に跳ね返し、前向きなメッセージをシェアしたときには満足感があるはず。
ここで紹介するセレブたちは、ボディシェイマー(他人の体をバカにする人)の批判に負けず、自分への愛を貫き通した。
Translation:Ai Igamoto Photo:Getty Images instagram of @selenagomez、@badgalriri、@lenadunham
10.クロエ・グレース・モレッツ
ハリウッド女優のクロエ・モレッツは、主役の声で出演したアニメーション映画『Red Shoes & The 7 Dwarfs』の宣伝用ポスターが、“太っている=醜い” ことをほのめかしているようで「愕然とした」という。
プラスサイズモデルのテス・ホリデーが、この映画のボディシェイミング性を非難すると、クロエはすぐさま事実関係を明らかにした。「この映画の宣伝内容に目を通した今、みんなと同じくらい愕然としているし、怒っている。私と私のチームが承認した内容ではない」
「製作チームには話をした。ストーリーは美しいから全編を見て欲しい」
「この実話は、若い女性にとってパワフルなものだし共感できる。私の力が及ばないところで、みんなの気持ちが害されたことを遺憾に思う」
12.サラ・ハイランド
米テレビドラマ『モダンファミリー』に出演中の女優、サラ・ハイランドは、体が「ガリガリ」という批判を受けた。
2012年に腎臓移植を受け、現在も腎形成不全と戦う彼女は、ツイッターで強く反論。「私には、自分の見た目をコントロールすることができない」
「この写真は未修正。脚も腕もそのまま。私の体が拒食症を助長させるとSNSで非難しているのは、皮肉にも、いじめに反対する立場にいる人。若い女性には、私が痩せたくて痩せているわけじゃないことを分かって欲しい」
サラは以前『Seventeen』誌に対して、「医師たちが私の母に『この子は普通の人生を送れないだろう』と宣告するくらい」先天性の疾患が多かったと語っている。
13.ケイト・ウィンスレット
映画『タイタニック』の主演女優、ケイト・ウィンスレットは自分の立場を利用して、いじめやボディ批判に抗議した。子役と新人女優時代に嘲笑を浴びるたび、自分が強く、野心的になるのを感じたという。
「WE London」のイベントでは、「学校でいじめられていた」ことを観衆に明かした。「“デブ” と呼ばれ、女優になりたいと言えばからかわれ、戸棚の中に閉じ込められた。みんなに笑われたわ。可愛くなかったのよ。太った女の子の役がもらえればラッキーだと言われたことも、タレントエージェントに『君みたいな子は要らない』と言われたこともある」
「悔しさをこらえた」とケイトは続ける。「ネガティブなコメントは無視して、自分を信じるしかなかった。全てを乗り越え、一生懸命頑張る道を選んだの。好きなことをしたければ、強靭な心を持って、自分には価値があると信じるしかないでしょう。それが一番難しいことだったりするけれど。ベストな自分であり続ける。それを邪魔することは誰にもできない」
15.ジジ・ハディッド
彼女の体が細すぎると指摘したボディシェイマーに対して、モデルのジジ・ハディッドは「成長するって、こういうことよ」と反論した。
「女の子が女性になる過程で体は変わる。私の母の体も、私と同じ年齢で変わり始めた」
「“ぷにぷに感” がなくなったのは確かだけれど、高校時代のバレーボールでついた柔らかい筋肉が、ここ数年でボクシングによる硬い筋肉に変わった。仕事のストレスも当然体に影響を与える。でも、意図的に体を変えようと思ったことは一度もない」
※この記事は当初、イギリス版『Cosmopolitan』に掲載されました。