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乳がんの経験について明かしたセレブたち

カイリー・ミノーグにシンシア・ニクソン、アンジェリーナ・ジョリー…、今こそ、経験者の声に耳を傾けたい。

乳がんの経験について明かしたセレブたち
Getty Images

NHS(英国の国民保険サービス)によると、女性の約8人に1人が乳がんと診断されるという。2016年から2018年のデータでは、英国の新規症例の15%を乳がんが占める結果となった。

これらの統計は心に留めておくべきだが、加えて重要なことは、英国では乳がんの生存率が過去40年間で倍増しているということ(Breast Cancer Research UKより)。今日では、76%の人が診断を受けてから10年以上生存していると言われている。

乳がんの種類とステージに応じて、化学療法、放射線療法、乳房切除(乳房の一部もしくは全部を切除する)などいくつかの治療法があり、患部の場所や年齢、健康状態、体力など、さまざまな要因を考慮して治療法は選択される。

これまで乳がんに罹患した多くの人々がその経験を共有し、検査の重要性を啓発している(一般的ながんであるにも関わらず、英国では3分の1以上の女性が定期的なチェックを行なっていないという)。また、多くの著名人が自らのプラットフォームを利用して病気の経験について語っている。

伝説的シンガーのカイリー・ミノーグに俳優のシンシア・ニクソン、マギー・スミス、ジェーン・フォンダ……20人のセレブの乳がん体験談をご紹介。

Translation: Ai Ono From Women’s Health UK

クリスティナ・アップルゲイト

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Axelle/Bauer-Griffin//Getty Images

2008年4月、女優のクリスティナ・アップルゲイトは乳がんと診断された。乳がんサバイバーの子供として、クリスティナは30歳から定期的にマンモグラフィーを受けており、がんが発見されたのは36歳の時のこと。

診断から1週間以内に1回目の腫瘍摘出手術を受け、がんの広がりは確認されなかったものの、「乳がん遺伝子」とも言われるBRCA遺伝子の検査の結果は陽性(乳がんを発症しやすい)。

彼女はCNNに対し、次のように話した。「私の全てが変わりました。放射線は一時的なもので、再発の可能性は考慮されていませんでした。その時点で、全ての選択肢を検討しなければいけなかったのです」

その後、両乳房の切除を選んだことについては「『もう2度とこんなことはしたくない』と思いました。こんなことを自分の体に強いるのは嫌だと。もう終わりにしたいと思いました」と心境を吐露した。

2021年、クリスティナはTwitterで多発性硬化症を診断されたことを公表。

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リタ・ウィルソン

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Mark Sagliocco//Getty Images

2015年に乳がんを宣告され、両乳房切除手術と再建手術を受けたことを発表したリタ・ウィルソン。

「女性らしさやセクシーさを感じるのは、ブラジャーやカップのサイズでもなく、胸があるか・インプラントを入れているかどうかでもない。もっと内面的な部分よ。私はダンスをしたり、歌ったり、曲を書いたりする時に感じるの。今までより自分らしさを感じるわ。解放感もあるの。今はこの新しい胸で70年代のようなブラレスを楽しむこともできる。自分を解放する全く新しい方法よ」(US版『ハーパーズ バザー』より)

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ジュリア・ルイス=ドレイファス

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2017年9月、アメリカの女優でコメディアンのジュリア・ルイス=ドレイファスは、ツイッターとインスタグラムを通じてステージⅡの乳がんと診断されたことを公表した。「女性の8人に1人は乳がんになります。今、私はその1人です。幸いなことに、私には支えてくれる家族や友人がいて、組合による素晴らしい保険があります。しかし残念ながら、全ての女性がそれらを持っているわけではありません。だからこそ、全てのがんと闘い、国民皆保険を実現させましょう」

ジュリアは6回の化学療法を受け、両乳房の切除手術を受けた後、2019年に寛解の状態であることを発表。朝の情報番組『グッドモーニング・アメリカ』に出演した際には、次のように話した。「正直なことを言えば、公にするつもりはありませんでしたが、わたしたちの番組(当時主演を務めていたコメディドラマ『Veep/ヴィープ』)の製作を一時的に止めてしまったので、状況を考えて発表すべきだと考えました」

「乳房切除をした女性や、再建が必要なのに保険が適用されない女性のために多くの寄付を集めることができましたし、それができて本当に嬉しかったです。皆さんのサポートの力は偉大なものでした」

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キャシー・ベイツ

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Amy Sussman//Getty Images

映画『ミザリー』(アニー・ウィクルス役)や『タイタニック』(モリー・ブラウン役)などで知られる女優のキャシー・ベイツは、2003年に卵巣がん、2012年に乳がんと診断され、後者では両乳房の切除手術を受けた。

当時、彼女はツイッターで「みなさん、長い間隠していてごめなさい。2カ月前に乳がんと診断され、両乳房切除手術から回復しているところです」と乳がんについて告白。

2014年には「New York Walk for Lymphedema & Lymphatic Diseases」にて、事前収録の音声で(乳がんの手術後に発症することがある)両腕のリンパ浮腫の状態であることを明かした。以来、この病気についてオープンに話しており、資金調達や啓発活動を行なっている。

リンパ浮腫のツラさについて、キャシーは「がんのお土産です。医師が、がんが広がらないようにリンパを切除してくれたので。リンパ節に何らかのダメージがあるとリンパ浮腫のリスクがあります。痛みや腫れが生じると孤独になりがちです。精神的にもとてもダメージを受けます。がんになるより悪いくらいです」と、「ヤフー」に打ち明けた。

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ワンダ・サイクス

アメリカの女優兼コメディアンで脚本家のワンダ・サイクスは、2011年、エレン・デジェネレスのトーク番組『エレンの部屋』に出演した際に、47歳の時に乳房縮小術でがんが見つかり、その年に両乳房切除術を受けたことを明らかにした。

「縮小手術の後、病理検査で左胸にDCIS(非浸潤性乳管がん)があることがわかりました。DCISは基本的にステージ0のがんなので私はとても、とても幸運でした。本当に運が良かった」

しかし彼女は「がんはがん」と続け、家族にがんの既往歴があることから「乳がんの可能性をゼロにするため」に両乳房切除術を受ける決意をしたという。

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カイリー・ミノーグ

オーストラリアの歌手カイリー・ミノーグは、36歳だった2005年に乳がんと診断された。『ピープル』誌には、「地球の軸がぶれたように感じました」と心境を吐露。腫瘍摘出手術と化学療法を受け、2006年に寛解した。

以来、彼女はがんが人生観を変えたと語っている。

2020年、カイリーは豪『WHO』誌に「がんは、多くのものを変えましたが、全く変わらないものもありました」とコメント。

「世界観は変わっても、行き先は変わりませんでした。確かに、幅は広がりました。大好きな人や物事に対してより情熱的になりましたが、それまで(がんになる前から)の生活はずっと続いています」

インタビューでは、乳がんの経験を次のような言葉でまとめている。「研究、試練、悲嘆、喪失、前進、愛、そして希望」

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チャウント・ロー

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Ezra Shaw//Getty Images

アメリカの走り高跳びの選手で、北京オリンピック銅メダリストのチャウント・ローは、35歳の時にトリプルネガティブ乳がん(悪性度が高い傾向にある乳がん)と診断された。両乳房の切除と化学療法を受け、現在はがんを克服した彼女は、アフリカ系アメリカ人のコミュニティを中心に病気について知ってもらうための講演やキャンペーンを行なっている。

どんなに健康な人でも、知っておいてほしいと彼女は述べる。「自分の体の声に耳を傾け、検診を先延ばしにしない。そうして、自分自身に闘うチャンスを与えるのです。3人でも多くの人が私の話を聞いて検査を受けるようになれば、きっと何か変わるはずです」

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シンシア・ニクソン

『SEX AND THE CITY』シリーズのミランダ役で知られるシンシア・ニクソンは、2006年に定期的に受けているマンモグラフィーでステージIの乳がんと診断され、腫瘍の摘出と6週間半にわたる放射線治療を受けたことを明らかにした。

その後『ABCニュース』に対し、シンシアが12歳の時に彼女の母が乳がんを克服した経験があったことから、自身もいつか乳がんになることを覚悟していたこと、そのために35歳から定期的にマンモグラフィーを受けていたことを告白。シンシアが乳がんの診断を受けたのは40歳の時のことだった。

2008年、シンシアはスーザン・G・コーメン乳がん財団のアンバサダーに就任。以来、乳がんの啓発と定期的な検診を呼びかけている。

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ジェーン・フォンダ

2010年、ジェーン・フォンダは乳房に見つかった非浸潤性腫瘍の摘出手術を受け、2016年に乳房切除術を受けた。

2019年のUK版『ヴォーグ』誌のインタビューでは、2016年のゴールデン・グローブ賞(でノミネート)を振り返り、「車から降りた私は、白いフリルのついたドレスをまとっていたはずですが、その時は乳房切除の手術を受けたばかりで、そのドレスは包帯を隠すためでした」と明かした。

彼女は2018年初めに下唇から悪性腫瘍を切除したこともあり、自分のがんの状態は「現在進行形」だと同誌に説明。

今年の9月初め、ジェーンは悪性リンパ腫の一つである非ホジキンリンパ腫の治療中であることを公表した。

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ホダ・コトブ

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NBC//Getty Images

エジプト系アメリカ人の放送ジャーナリストであるホダ・コトブは、NBCの朝の情報番組『トゥデイ』でホストを務めている。遡ること2007年、彼女は乳がんと診断され、乳房切除の手術を受けた。その後、彼女はこの手術を乗り越える苦労と回復の過程について語っており、同じ病気と闘う人々に勇気を与えている。

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サラ・ハーディング

2021年、元「ガールズ・アラウド」のサラ・ハーディングは多くのファンに向けて自身の乳がんの闘病について勇敢に、率直に語った後、亡くなった。彼女が乳がんと診断されたのは約1年前のことだった。

サラは回顧録『Hear Me Out』の中で、自分の病気について公表することは怖かったものの、自分が語ることで他の女性の助けになりたいと考え、公表を決断したと明かしている。彼女はソーシャルメディアでも自身の闘病について明かしており、インスタグラムにはこのような投稿をしていた。「今年の初めに乳がんと診断され、数週間前にはがんが転移しているというツライ知らせを受けました。現在は週1回の化学療法を受けていて、精一杯闘っています」

また、著書の中にはこんな言葉も。「女の子たちみんな、どんなことにも動じずに、何か気になることがあったらぜひ検査を受けてください」

「もちろん、確かなことはわかりませんが、でも、もし私がもっと早く予約を取って検査を受けていたら、きっと今よりももっと良い状態だったのではないかと考えます」

「治療の選択肢も増え、病気が大きく広がることもなかったと思います。受け入れ難いことですが、それでも、私の経験が誰かの励みとなり、少しでも早く解決できることをただ願っています」

多くのチャリティ団体にとって、サラはがん啓発のためのインスピレーションを与える存在となっている。

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ジェニファー・ソーンダース

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David M. Benett//Getty Images

コメディアンで女優のジェニファー・ソーンダースは、2010年に乳がんを患ったことを告白。『BBC』によると、当時52歳だった彼女は2009年10月にしこりを見つけ、すでに治療を終えていたという。

彼女はその経験を2013年に出版した自伝『Bonkers: My Life In Laughs』に記した。「長い距離を歩ける日もあれば、数歩歩いただけで息が切れる日もあり、その日その日の自分がどうなるかわからないのです。寝ていてもいい理由があるのに、立ち上がる努力をしなければと思ってしまってそれができないことが、一番もどかしいですね」

また、抗がん剤の一種であるタモキシフェンを投与され、それが更年期症状の引き金になり、抗うつ薬を服用したことも明かしている。その後、ジェニファーは無事に退院している。

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マギー・スミス

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Mark Cuthbert//Getty Images

女優でデイムの称号を持つマギー・スミスは、73歳の時に乳がんと診断され、腫瘍の摘出と化学療法を終えたことが報じられた。

放射線治療を受けていた彼女は、当時出演していた映画『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(マクゴナガル役)を続投すると明言し、『デイリー・メール』紙には「少しおかしいと感じていましたが、何年か前に見つけたしこりは良性だったので深刻に考えていませんでした。今回もそのようなものだと思っていましたが、想定外のことが起きました」と明かした。

病を克服した彼女は、2009年にこのように語っている。「この2、3年は不毛な時間でしたが、今は人並みの感覚になってきました。元気が戻ってきています」

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ミシェル・ヒートン

「リバティ・エックス」のミシェル・ヒートンは、2012年の遺伝子検査で乳がんのリスクがあることを知り、乳房切除と子宮摘出の手術を受けた。

その後はがん検診を啓発し、『Prevent Breast Cancer』に寄稿している。「この遺伝子に異常があると分かった時は、本当にショックで、世界が一変しました。予防のための手術を受けることは、私にとって迷いのないことでした。最終的に自分の命を守るために、自分の力でできることは何でもしようと娘のフェイスが6カ月の時に乳房を切除しました」

最近のインスタグラムの投稿では、彼女の胸のインプラントが破裂したというネット上の憶測に対し、次のようにコメント。「両乳房切除術と乳房再建術を受けてから10年が経ちます……。仕事での撮影後に写真を見ていると、見た目が変わっていることに気づきました」

「その後、友人に調べてもらうと医者に行ったほうがいいと言われ、すぐに行動しました。NHSの素晴らしい医師たちは多忙なため、他の人たちと同様に今は専門家に診てもらう順番を待っています」

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イーディ・ファルコ

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Taylor Hill//Getty Images

TVシリーズ『ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア』に出演した女優のイーディ・ファルコは、シリーズ製作中の2003年に乳がんと診断された。

診断を受けた彼女は『Patient Resource』にこう語っている。「実を言うと、パニック状態でした。歩くこともできず、息もできない。私はがんの多い家系で(乳がんではありませんが、がんはがんです)、聞いた時には“葬儀”のことしか考えられませんでした。そして感覚が変わり、“どうやって乗り切ろうか”と考えるようになりました」

腫瘍の摘出手術、化学療法、放射線療法を受け、2004年に寛解。

「子どもの頃は恐怖症の傾向があり、がんはその中でも恐怖が強いものでした」とイーディ。「私は家族を亡くしましたが、とても辛い体験でした。それでも、それから何年も経って、一歩一歩、歩みを進めてきました。乗り越えられないと思っていた恐怖の中を歩き、乗り越えてきました。そんな自分を学ぶ機会を与えてくれたことに感謝しています」

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グロリア・スタイネム

フェミニストで政治活動家のグロリア・スタイネムが最初に乳がんと診断されたのは1986年、52歳の時だった。腫瘍の摘出と放射線治療を受け、寛解。

後に、彼女はテリー・グロスのラジオ番組『Fresh Air』(NPR)で次のようにコメント。「人生の残り3分の1をどう過ごしたらいいのか、わかりませんでした。ロールモデルがあまりに少なかったから。最初にこの診断を聞いた時にまず思ったのは、皮肉にも、あぁ、そういう結末になるか、ということだったから」

「母が病弱だったので、大人になるのが早かった私は、10歳から52歳くらいまでは、人生の真ん中にいました。今、私は全く新しい場所に足を踏み入れました。前方が見えず、崖から落ちていくような感覚でした」

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シェリル・クロウ

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Gary Miller//Getty Images

「私は(乳がんと)診断されていくつかの教訓を得たの。一つは、自分が大事にする人リストの一番上に自分を置くこと。もう一つは“No”と言ってもいいということ。自分の声に従い、自分自身を大切にしているなら、誰かに怒られても幻滅されても気にすることはないわ。みんなを幸せにすることはできないし、自分で自分の人生をコントロールできると思っていても、実際にはそうでもないことも学んだ。私はとても健康的だったし、家族にも病歴はなかったけど乳がんと診断された。何が起こるかはわからないわ」とUS版『カントリー・リビング』に語った。

乳がんと診断されたのは2006年、2012年には脳に良性の腫瘍があることを明かした。

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シャロン・オズボーン

「ブラック・サバス」のフロントマン、オジー・オズボーンの妻であり、TVパーソナリティのシャロン・オズボーン。2002年に結腸がんと診断された彼女は、その後、乳がんのリスクを避けるために13時間かけて両乳房の切除手術を受けた。

彼女は『ハロー!』誌に対し、「乳がん遺伝子を持っているとわかり、『私に勝ち目はない』と思いました。私は以前にがんを患ったことがあり、そのような不安を抱えて生活をするのは嫌だったんです。もう全て取ってしまおうと決意し、両乳房切除の手術を受けました」と、当時の覚悟を明かしている。

2002年に結腸がんを患った際には、腫瘍の切除手術と化学療法を受けたシャロン。治療を経て寛解した彼女は、2004年にカリフォルニアのシダーズ・サイナイ医療センターに「シャロン・オズボーン結腸がんプログラム」を設立した。

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オリヴィア・ニュートン=ジョン

オリヴィア・ニュートン=ジョン
Cole Bennetts//Getty Images

オリヴィアは2022年8月8日(現地時間)に乳がんにより73歳で帰らぬ人となった。国葬がオーストラリアで執り行われる予定。

生前、AUS版『サンデー・ナイト』で「私はこの“戦い”にいる数百万の一人。“戦い”と言うべきではないわね…この“旅”。多くの人はこれを“戦い”と見ているけど、どう捉えるかは自分次第。私は自分の使命の一部だと思っているわ」と語っていた。

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アンジェリーナ・ジョリー

乳がんの経験について明かしたセレブたち
Kent Nishimura//Getty Images

2013年にアンジェリーナ・ジョリーが『ニューヨーク・タイムズ』に寄稿した手記から一部を抜粋して紹介。

「私は乳がんや卵巣がんを発症するリスクを高めるBRCA1という遺伝子を持っています。主治医によると、私が乳がんになる確率は87%、卵巣がんになる確率は50%とのことでした。遺伝子の突然変異に起因する乳がんはごく一部で、BRCA1に欠陥がある人は平均で65%程の(乳がんを発症する)リスクがあるそうです。これが私の現実だと知り、私は積極的に、リスクを最小限に抑えようと決断しました。予防のために、両乳房の切除術を受けることにしたのです。乳がんのリスクは卵巣がんのリスクよりも高く、さらに手術も複雑なので、胸の手術から始めることにしました」

「私は、この記事を書いて、乳房切除術を受けるという決断は簡単ではないということを伝えたいと思っていました。しかし、私はその決断をすることができて心から幸せです。乳がんを発症する可能性は87%から5%まで下がりました」

「私自身の養生法はPink Lotus Breast Centerのウェブサイトに掲載されています。これが他の女性の役に立てれば何よりです。私が自分の話を公にすることを選んだのは、がんの影の下で生きているかもしれないことに気づいていない女性が、たくさんいるはずだからです。その彼女たちも遺伝子検査を受けることができ、もしリスクが高い場合はしっかりした選択肢があるのだと知ってくれることを願っています。人生には多くのチャレンジがあります。私たちを恐れさせるべきでないものは、私たちがコントロールできるものです」

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