意外ではないとしても残念なニュースが飛び込んできた。米国心理学会の年次総会で発表された論文によると、一度浮気をした人が再び浮気をする確率は、そうでない人の3.5倍。

それだけではない。この論文によると、一度浮気をされた人が再び浮気される確率も高い。

イギリス版ウィメンズヘルスから詳細を見ていこう。

米デンバー大学の研究員カイラ・クノップは、18~35歳の未婚の男女484名を5年にわたって追跡した。調査期間中、参加者は4~6カ月に1度のペースで恋愛に関するアンケートに回答。このアンケートには、体の浮気に関する質問も含まれていた。

なお、一夫一婦制に合意していないカップルは調査の対象外で、心の不倫(性的なメッセージのやりとりやネット上の浮気)は浮気にカウントされなかった。

5年後の調査結果には愕然とせざるを得ない。参加者の30%以上は浮気をしており、そのうちの約半数はパートナーが変わっても浮気をしていた。やはり浮気者は、いつまで経っても浮気者。

いまのパートナーに浮気歴がありそう? クノップによると、その場合はオープンに話し合ったほうがいい。「2人のうちの1人または両方に誠実でいられなかった過去があるなら、そのときのことを話し合ってみてください。そのうえで今後の困難を予測して、チームとして乗り越える方法も話し合っておきましょう」とクノップ。「付き合っている以上、浮気をしないのは当然と考える人は多いですが、コミットするには努力とコミュニケーションが必要です。どちらかが浮気をしてしまう可能性と向き合えば、いざというときに上手く対処できるでしょう」

継続的なコミュニケーションを大事にしないと、どちらかがウソをつき続ける羽目になる。

※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Alexia Dellner Translation: Ai Igamoto