クリステン・ベルは、さまざまなテクニックでメンタルヘルスを優先的にケアしている。夫のダックス・シェパードと一緒に作った“ツールボックス(セラピストと一緒に考えた夫婦間のルールの総称のよう)”はもちろん、ワークアウトやCBDオイル、アダプトゲンもクリステンの強い味方だそう。今回はこの内容をアメリカ版ウィメンズヘルスからご紹介。

クリステン・ベルがメンタルヘルスの話をオープンにし始めたのは、連載インタビューで話すネタに尽きたとき、夫のダックス・シェパードに勧められたという現実的な理由から。

最初はクリステンもためらった。「でも、この羞恥心がメンタルヘルスをタブーにしていることに気付いた。自分が無責任だと思ったわ。うつ病がタブーであるべきではないと信じているのに、人前では、ハツラツとした社交的な女性を演じている。見せかけの笑顔で人生を楽しんでいる。しかも、それをオープンに語らなかった」

それ以来クリステンは、事あるごとにメンタルヘルスの話を持ち出し、うつ・不安対策に用いている数々のツールと療法をシェアしてきた。

まず彼女は「セロトニンがバランスを崩すことによる波」に対処するべく、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)を毎日服用している。それに加えて、スポイト1本分のCBDオイルを毎日服用するようになってからは、頭の中のTo-Doリストのスイッチが切れるようになったそう。

(CBDに鎮痛作用があるという研究結果は増えているけれど、まだ不十分と言う専門家の声もある。米ジョンズ・ホプキンス病院精神医学・行動科学准教授のライアン・ヴァンドリー博士も「ごくまれな発作性疾患以外の症例に対するCBDの安全性と有効性を示す臨床治験が足りません。より多くの研究が必要です」と話している)

クリステンによると、コルチゾール(ストレスホルモン)の急増に対する身体的な反応を落ち着かせる上でアダプトゲン(ストレス軽減作用が期待されるハーブ)も効果的。

ときどきセラピーにも通うというクリステンではあるけれど、一番頼りにしているのは、夫のダックスと交際初期に参加したセラピーで一緒に作った“ツールボックス”。その中には2人のルールが入っている。例えば? クリステンが落ち込んでいるときは、ダックスに「ちょっと1人になりたい」ことを伝える。そうすれば、クリステンが無言でも、ダックスには自分のせいじゃないことが分かるから。

時には女友達が、ビデオ通話で心の悩みを聞いてくれることもあるのだそう。

そして、エクササイズもクリステンのメンタルヘルスを支えている。「うつや不安を抱えている人は、何よりも先にエクササイズを頼るべき。セロトニンとエンドルフィンの分泌を促してくれるから。(体を動かすと)本当に心が落ち着くし、忍耐力がつくし、自分の力に自信が持てるようになる。そのあとの48時間は調子がいい」。クリステンは、『Studio Metamorphosis』という地元のスタジオに通っているそう。

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子供たちともオープンにメンタルヘルスの話をしている。特に伝えたいのは、“落ち込んでもいい”ということ。「子供に向かって『大丈夫、そんなことで落ち込まないの』と言うのは問題。その人には、その人の気持ちがあるから。みんな感じたいように感じればいい」

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Jennifer Nied Translation: Ai Igamoto

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