あけましておめでとうございます。いよいよ風の時代が到来し変化を期待するムードが高まっています。

風の時代は、目に見えないものを重んじる事で生きやすくなるそうです。目には見えませんが感情、信頼感、エネルギーそして直感力などは、瞑想を通して感じることができます。なかでも直感は無意識から生まれる為、本当の自分の望みに繋がりやすく、自分らしい選択とだと言われています。

直感とは「論理的な思考や意識的な観察を介さず無意識に意思決定や判断が行われること」を指します、簡単に言うと思考を介さずくだした意思決定のこと。つまり、思考を休める作業に普段から慣れていれば直感的になりやすくなります。直感力を目覚めやすくするには、集中して右脳を使い瞑想状態で作業をするのがおすすめです。例えば、絵を描く、歌を歌う、工作で単純作業をするなどが挙げられます。年末にご紹介した「ジャーナリング」が潜在意識の整理をお伝えしました、今回は無意識を刺激し直感力を鍛えていきましょう。

絵を描く瞑想
Eri Sasaki

直感力を鍛える絵を描く瞑想をお伝えします。

準備するもの(全てが揃わなくてもいずれかをご用意ください)

・キャンバスになるもの 紙やノート、塗り絵も可

・描くもの 鉛筆、ペン、絵具、色鉛筆など

・タブレット端末のお絵かきアプリでも可


1、リラックスできる空間を用意し軽く目を閉じて、5回深呼吸をします。

2、利き手をキャンバスの中央に置き、反対側の手を自分の胸に当て5回深呼吸をする

3、目を開けて1番最初に、目に飛び込んできた色を手に持ちキャンバスを塗る
「綺麗に塗らなくてはならない」「はみ出してはいけない」というジャッジメンタルな意識を持たずに、ただひたすら手を動かす

4、疲れてきたらもう1度目を閉じ深呼吸をする、目を開けて飛び込んできた色を手に持ち塗る作業を繰り返す、何かを描こうとするのではなくただひたすら色を重ねていく

5、10分〜30分程度時間かけて短時間で集中して行う

6、完成した絵を鑑賞する 完成の良し悪しではなく色の質感や重なりを楽しむ

7、完成した絵からインスピレーションが浮かんだ人はメモしておくこと

一般的な瞑想のイメージは静かに座って行う瞑想が主流な為、ジャーナリングや絵を描く瞑想はあまり知られていませんが、仏教には写仏といって仏像の絵を描く修行があります。

絵を描く瞑想
Eri Sasaki

写仏は好きな仏像を選び、よく観察し模写していく作業の中で仏様に親しみ自分と向き合うという修行です。

絵を描く瞑想は、ルールに縛られず自分の内側に繋がり直感的に手を動かしていくことで思考を休め感覚を自由にする時間になります。

自分らしく生きあなた自身が風になり輝く2021年になりますように!

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佐々木依里
瞑想家、マインドフルネス指導者、環境活動家、モデル

 瞑想家、マインドフルネス指導者、環境活動家、モデル
11歳から瞑想と環境活動に興味をもち独学やお寺で瞑想を始める。現在は瞑想会の開催やマインドフルネスの指導者として活動。
また環境省森里川海アンバサダーとして環境活動家としてプラスチック問題に取り組む。
心の平和=地球の平和を目指しインスタグラムで精力的に瞑想配信中。
インスタグラム:www.instagram.com/erisasakimeditationjourney/