そもそも「炎症」とは?
炎症とは、厄介な侵入者から体を守るために起こる防御反応のこと。ケガや病気で患部が腫れたり赤くなったり熱をもったりするのは、細菌が侵入するのを防ごうと体が白血球を集めているためで、これを急性炎症と呼ぶ。一方で、体が差し迫った脅威にさらされていなくても続く炎症、これが慢性炎症だ。
この長引くタイプの慢性炎症は、飲酒や喫煙による毒素など、体が何かを排除しようとすることで引き起こされるもの。要は、体が自分の細胞を攻撃し始めてしまうのだ(これを歓迎したい人はいないはず)。長期的・慢性的な炎症は、がんや関節炎、うつ病、糖尿病など、主要な多くの病気に関係しているほか、余分な脂肪、特に腹部周辺の脂肪にも関係しているとされている。また、軽度であっても、動脈や神経、腸にダメージを与える可能性もある。
最近の研究では、抗炎症作用のある食品を多く取り入れた食事が、健康的なエイジングに違いをもたらすことが明らかになっている。研究者たちは、「食事は栄養補給のためだけでなく、薬としても使うことができるのです」と説いている。
そこでここでは、抗炎症作用のあるおすすめ食材をご紹介。日々の食事に積極的に取り入れるようにしてみて。
※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。
From Women’s Health UK
Bex is a wellbeing writer, brand consultant and qualified yoga and meditation teacher who likes baths, crystals, running with her pup Gustav and making unboring vegan-ish food.
高校生時代にアメリカンカルチャーの影響を受け、大学在学時にアメリカ・シアトルにてホームステイを経験。海外ドラマに関するWEBメディアでライターを務める。海外エンタメ・セレブ、ロイヤルファミリー、ヘルス・ウェルネス記事をメインに、翻訳を担当。手話技能検定3級、世界遺産検定2級、アロマテラピー検定1級を持つ。