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野菜もたくさん食べられるヘルシーなヌードルをチェック

海外でも人気のベジヌードルは試したことある?これは野菜を専用のカッターで細長く麺状に切ったもので、この野菜(ベジタブル)の麺(ヌードル)、ベジヌードルをサラダやパスタ代わりに食べるというもの。

ベジヌードルは手軽で、野菜もたっぷり食べられるだけでなく、見た目にもおしゃれで写真映えするので大人気。インスタグラムなどで見かけたこともあるのでは。

野菜を使っているので、特にベジタリアンやヴィーガンにも人気のベジヌードル。色々なレシピの中でも一番多いのはパスタとして食べるというもの。小麦を使ったパスタに比べて大幅にカロリーをカットできる上に、野菜なのでもちろんグルテンフリー。しかも、生で食べるなら酵素もそのまま摂れるのでローフード派の人にもよく食べられているそう。

ベジヌードルでよく使われる野菜は、ズッキーニ、キュウリ、大根、ニンジン、ジャガイモ。もちろん、それ以外の野菜もカットできれば問題なし。お気に入りの野菜をベジヌードルにしてアレンジしてみて。

特にズッキーニはカットしやすく、生のままでもおいしいので人気。そのままサラダにしてもいいし、さっと茹でてパスタにしても。おそらく、ベジヌードルの中でもレシピが一番多いのがこのズッキーニを使ったもの。

カボチャの仲間のズッキーニは、今が旬の夏野菜。カリウムが豊富なので、塩分を排出してくれる助けになり、さらに筋肉のけいれんなども防いでくれる。むくみが気になる時にオススメの野菜。ベータカロチンも豊富で、アンチエイジング効果もあるので積極的に食べたい野菜。さらに嬉しいのは糖質が少ないこと。ズッキーニのベジヌードルは、糖質制限中の人のパスタの代替にぴったり。

ズッキーニのベジヌードルのアレンジ方法としておすすめなのは夏の定番料理の冷やし中華。いつもの中華麺をフォーとズッキーニのベジヌードルに替えれば、糖質制限中やグルテンフリーの人でも安心して食べられる一品に。もちろんカロリーもずっと低くなる。

ジャガイモのベジヌードルは生ではなく茹でたり、レンジで加熱をするなど火を通して食べるのがおすすめ。ベジヌードルにしたポテトを揚げてフライドポテトにすれば、見た目にも楽しいスナックに。

ニンジンや大根のベジヌードルはサラダやマリネにぴったり。

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このように、使う野菜や調理方法もアレンジは無限!

ベジヌードルのポイントは、麺のように細く長くカットすること。ただ、麺状に切るのは自力では難しいので専用のカッターを使うのがベスト。野菜を固定しながら上から抑えて回すようにしてカットしていくタイプ、野菜を鉛筆削りの要領で回しながらカットしていくタイプが主流。1000円台でお手頃なものから、本格的なものまで色々あるので、お好みで選んで。

もしベジヌードルカッターを買う程でもない、という人はピーラーを使ってみて。細い麺状にはならないけれど、薄いリボン状にはなる。ピーラーでもベジヌードルの雰囲気は味わえるので、まずはこのやり方でトライしてもいいかも。

ベジヌードルにもぴったりのズッキーニやキュウリが旬の今。この夏は、ベジヌードルにチャレンジしてみては。

Text & Photo:Noriko Yanagisawa

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柳沢紀子
フードコーディネーター、野菜ソムリエ、オーガニックフードソムリエ

レシピ開発や商品開発、食品のマーケティングに携わる。野菜ソムリエの資格を活かし、旬の食材を使った季節感のあるレシピを提案。海外生活の経験から、日本だけでなく海外のトレンドも取り入れることが得意。自身の経験を活かしたママや子ども向けの提案も行っている。