いつかはフルマラソンに出場したいと夢見る筆者が実験! 今まで走った最長距離は死に物狂いで駆け抜けた12km。30分で5km走ると息が上がり、汗だくになるビギナーレベル。正直なところ、大会でもない限り5km以上は走りたくない。ランの距離が5kmを超えるとほぼ膝の痛みが現れる。
今回は”無理せずゆっくり長く走る”ということで、1kmごとの通過タイムを気にせずに50分間走ってみることに。多少アップダウンのある公園内のランニングコースを、ただただゆっくり走ってみた。
結果として50分間で7km走れた。とてもゆっくり走っていたつもりだったので、7kmも走れていてびっくり。しかも全然疲れていないし、膝も痛くない! この練習方法なら、まだまだ余裕で走れると思えたほど。翌日の筋肉痛や膝の痛みも全くなかった。
頑張りたい気持ちをコントロールすることで、ランナーズニーとお別れ。負荷をかけるだけじゃない練習法も取り入れて、怪我なく完走しよう!
今回お話を伺ったのは…
木村誠さん
株式会社ランナート代表取締役
全国39都道府県、7カ国から1000名以上の痛みに悩むランナーが来院する「RUNART足の治療院-駒沢公園-(http://foot.runart.jp)」のオーナー。ランのお悩み解決のトッププロにいつでも質問ができる、ケガせず走るためのオンラインサロン「マラソン大学(https://lounge.dmm.com/detail/392/)」の学長も務める。