いま現在“テロメアトラッカー”なるものは存在しないので、テロメアの維持を具体的な健康目標にするのは難しい。でも、独ザールラント大学のクリスティアン・ワーナー医学博士によると、運動で筋肉量、健康な関節と骨密度を維持する努力は、テロメアの維持にもつながる。
耐久力、インターバル、レジスタンストレーニングがテロメアの長さに与える影響を調べたワーナー博士の研究では、耐久力とインターバルトレーニングの効果が特に高い結果となったけれど、最も大きな発見はどんな運動もテロメアの保護に役立つということ。
「運動はテロメア短縮のプロセスを遅らせます。これは細胞にとって良いことですよ。テロメアの短縮が遅れれば、体がストレスと炎症に強くなります」とワーナー博士。
※この記事は、ランナーズワールドから翻訳されました。
Text: Elizabeth Millard Translation: Ai Igamoto
関連記事: 意外と早く訪れる! 胸の老化を遅らせるには?
経済的なストレスが心身の老化に影響するって本当?