1日1.5kmのランニングは健康な体づくりに役立つけれど、それで筋肉がつくかどうかは、あなたの走り方次第。
ケネディによると、強度の低い有酸素運動は筋肥大につながらない。1.5kmを楽なペースで走った場合、1型筋繊維(遅筋)に負荷がかかるため、筋力よりも持久力が向上する(マラソンランナーをイメージすると分かりやすい)。
ケネディいわく、筋肉をつけたい人にオススメなのはスプリント。スプリントでは主に2型筋繊維(速筋)が使われるため、筋力がアップする。
でも、1日1回、1.5kmを猛ダッシュするだけで筋肉が目に見えて成長するわけじゃない。「本気で筋肉をつけるためには、ウエイトトレーニングをして、筋組織の修復やタンパク質合成を促す食事を心がけ、体をしっかり回復させなければなりません」とケネディ。
要するに? スプリントが筋力アップを後押しするのは間違いない。でも、それだけでは不十分。