朝食としてグラノーラが人気を誇る理由はちゃんとある。何せ、グラノーラには栄養がぎっしり詰まっていて、一口食べるたびに食物繊維とタンパク質が摂れるのは有難いメリット。でもこのグラノーラ、朝食としてシンプルに食べる以外にも、いろんな使い方ができるって知ってた? グラノーラのおいしさとザクザクした食感のおかげで、いつもの料理やお菓子がワンランクアップするはず。
そこで今回は、イギリス版ウィメンズヘルスの編集者たちがお気に入りのグラノーラの活用法をシェアしてくれた。今日からグラノーラの出番がぐんと増えること間違いなし!
スープにトッピングする
スープはおいしいけれど、ワクワクする料理かといえばそうでもないのでは? そこでおすすめなのがグラノーラ。1/4カップのグラノーラを、食べる直前にトマトやカリフラワーなどの野菜ベースのスープに振りかけてみて。ザクザク感とほのかな甘みが塩気のあるスープに加わって、絶妙においしくなるから。
サラダに振りかける
大根や人参、ナッツを加えたサラダは歯応えがあって美味しい。でも、正直グラノーラには敵わない。どんなサラダでもいいけれど、野菜のみのサラダとグラノーラの相性はとくに抜群! ただしグラノーラは、食べる直前にトッピングすること。それがサラダのシャキシャキ感とグラノーラのザクザク感を最大限に引き出すためのポイント。
チョコレートバークのトッピングに使う
これは、美味しいチョコレートバーク(板状のチョコにナッツやドライフルーツなどをトッピングしたもの)をさらに美味しくできる裏技なんだとか! ダークチョコレートの上にドライチェリーや刻んだピーカンナッツ、グラノーラをトッピングすれば、ワンランク上のチョコレートバークの出来上がり。
焼き菓子にグラノーラを入れる
この方法はレシピを変える必要もなく、とてもカンタン。マフィンやクッキー、ホットケーキの生地にグラノーラを一握り分加えれば、いつものおやつに含まれる栄養とエネルギーがグッとアップする。生地にグラノーラを均等に混ぜ込むために、大きな塊は事前に砕いてから入れるようにしよう。
パン粉をグラノーラに置き換える
パン粉がなくても大丈夫! いずれにせよ、グラノーラのほうが栄養も摂れるからクール! 袋に一握り分グラノーラを入れたら、スプーンの裏側でパン粉のようになるまで潰していこう(フードプロセッサーを使ってもOK)。オリーブオイルを薄く塗った魚や鶏肉にグラノーラパン粉をまぶしたら、あとはいつも通りに調理するだけ!
キャセロール料理全体にカリカリ感を加える
キャセロールのベストなところは、たまに現れるあのカリカリ感! でも、焼く直前にグラノーラをトッピングすれば、全体的にカリカリ食感を生み出せる。グラノーラはどんなキャセロール料理にも合うけれど、とくにオススメしたいのは、サツマイモやフレンチトーストのキャセロール!
焼きリンゴの上にグラノーラ!
このヘルシーなスイーツの作り方はとてもシンプルで、準備から30分以内に完成する。小さなボウルにグラノーラとたっぷりのブラウンシュガー、溶かしたバターを約大さじ2、少量のシナモンを入れてかき混ぜる。軽く油を敷いたオーブン皿に半分に切ったリンゴを並べ、グラノーラを振りかける。全体をアルミホイルで覆い、350度のオーブンで約20分焼いたら出来上がり! おいしくて驚くはず!
※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text: KORIN MILLER Translation : Yukie Kawabata
短大卒業後バンクーバー、メルボルンで2年留学した後、外資系客室乗務員として勤務。2018年に退職後、翻訳者としてフリーランスに転身。アメリカで統合栄養学を学んだ経験もあり。