ほんのちょっとの休みをとりたい時は、15〜30分も眠れば十分。ただし眠りに就こうと、ごろごろしている時間はカウントしないで。どうしても疲れて仕事が進められないときは、気持ち長めに睡眠をとって。「90分眠れば、緊張も解けて、クリエイティビティ溢れるアイディアも浮かんでくるでしょう。ひとつの睡眠周期がおよそ90分間なので、浅い睡眠から深い睡眠までとれて、すっきりした状態で起きられるはず」とカリフォルニア大学アーバイン校の助教授であり、「Take a Nap! Change Your Life(昼寝をしよう! そして、人生を変えよう)」の著者、サラ・メドニック。ちなみに睡眠周期の途中で特に最も深い眠りについているときに目覚めてしまうと、睡眠慣性*に陥り、逆にだるさが増してしまう。これを防ぐためには、アラームをセットして、絶対にスヌーズはしないこと。
*眠りから覚醒したときにうまくシフトできない、一過性のぼんやりとした状態。
スヌーズをしないためには、アラームの20分後に少しでも頭を使うように、予定を立てておくのが効果的。例えば友達と夕飯の予定を立てておけば、起きてから着ていく服装を考えないといけないでしょ? 起きる理由を作っておくことで、脳と体を起きやすい状態へともっていって。