二日酔いの翌朝は胃もムカムカするし、頭もガンガンする……。そんな一日を少しでも楽にしてくれる手助けフードをUK版ウィメンズヘルスがご紹介!
つらい二日酔いから救い出してくれる食べ物を取り入れて、いち早く体を元気にしてあげて。
二日酔いにとにかく欠かせないのはやっぱり水
アルコールは利尿作用があるため、飲んだ翌朝は体が枯渇状態。だからこそ水分補給が欠かせない。口の中がカラカラなのに加えて脳機能にも支障が出るから、仕事にも響きかねないのは痛い点……。まずは水をたっぷり飲んで、鈍った代謝機能を高めてあげて。
二日酔い翌日は「何を」取り入れるかが大切。翌日の食事プランはこれで決まり!
朝食:二日酔いの原因物質を分解してくれる「卵」を摂取!
朝起きて何かを口にできるときは卵を食べよう。卵に豊富に含まれているアミノ酸システインは、二日酔いの原因となる有害物質のアセトアルデヒドを分解してくれるそう。
体がだるくてカフェインが必要ならコーヒーを飲むのもあり。でも自分の喉の渇きは無視せず、たくさん水を飲むことを忘れずに!
午前中のおやつ:「ココナツウオーター」で体内の電解質や塩分を調整
落ち着きのない二日酔いの脳には、おやつでの栄養補給が効くそう。甘いスイーツではなく、吐き気や胃を落ち着かせてくれるショウガを含む、ジンジャーナッツがおすすめ。
また、血液や体液に含まれるナトリウム、クロール(塩素)、カリウム、カルシウム、マグネシウムを指す「電解質」を調整するためにはココナツウオーターが◎。二日酔いで不足している塩分も一緒に補給できるので、二日酔い対策にストックしておこう。
ランチ:失われたカリウムは「アボカド」で補給!
こってりしたものはなるべく避けよう。代わりに水分と電解質の両方を補給できるみそ料理を選ぶのが吉。食欲があるなら、アルコールの手により失われたカリウムが豊富なアボカドもおすすめ。とある研究ではパクチーも二日酔いに効くことが分かっているそうなので、積極的に摂取してみて。
ランチ後〜夕飯前にかけて:ペパーミントティーで消化を促すと同時に水分補給も叶える
通常手が伸びがちなコーヒーは、消化を促進し水分も補給してくれるペパーミントティーにスイッチ。
ハーブティーの付け合わせにはフルーツをチョイス。例えば二日酔いに効果抜群のバナナ。エネルギーを高めつつカリウムを補ってくれる果糖の一種、フルクトースが、二日酔いの緩和効果を最大限に引き出してくれるそう。
夕飯:タンパク質と緑の葉物野菜で失われた栄養素を取り戻す
赤ワインやジン、トニック、テキーラで失われた栄養素を再度体に取り戻すためには、緑の葉物野菜を。例えばマグネシウムが豊富なケールを豆と煮込んだ温かいスープは、二日酔い翌日にうってつけ。さらに二日酔いを和らげてくれるアミノ酸豊富なタンパク質もたっぷり摂っておこう。
だらだら夜更かしをせず、できるだけ早く寝よう
二日酔いから回復するためには、とにかく体を休めることが大切。体にいいものを取り入れたらさっさとベッドに潜り込もう!
※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text: Francesca Menato Translation : Yukie Kawabata Photo: Getty Images