今回の相談者さんは、「結婚したものの、結婚にむいてない?」と悩む主婦。彼女の結婚線とは?
「手相は変わる。運は変えられるんです」と語るのは、手相観として4000人以上を観てきたdauaさん。彼女自身も仕事のストレスで体調を崩したときに、ランニングやヨガに出会って不調から脱出。現在も自分自身の状態をよりよく保つために、ランニングやヨガは欠かないそう。そんな彼女が、手相観の相談でも多いお悩みについて、アドバイス。特徴的な線もご紹介するので、参考にしてみて。
手相を観ていると様々な人が私のところにやってきます。
今日もまた、一人のお客さまが扉を開けていらっしゃいました。
「結婚して3年経ちました。結婚してみてわかったんですが、自由がなくて苦しいです。私って結婚に向いていないんでしょうか?」
専業主婦のケイコさん。現在35歳。20代の半ばにも一度結婚をし、30歳直前で離婚。明るい茶色のショートカットにくっきりとした目鼻立ちが印象的な彼女。広告業界で8年働き、2度目の結婚と共に退職、現在は旦那さんと愛犬のチワワと一緒に暮らしているそう。
「彼と考え方が合わないのか、最近いつも喧嘩をしてます。家に帰りたくなくて...」
結婚生活に白旗を上げがち。きちんと相手に向き合ってみましょう。
結婚生活は常に順調とは限りません。共に生きていくパートナーとの上がり下がりがあるのは当たり前。
もし、今の結婚生活に不安を感じるのであれば、左手の結婚線を観てみましょう。
ケイコさんの左手を見ると、結婚線の先端が下降しています。
これは、結婚が重荷になりやすい人に現れるサイン。
パートナーとの間に何か困難な状況に陥った時に、乗り越えようとするのではなく、荷を下ろして、ラクになる道を選ぶ傾向にあります。
ですが、結婚願望も強いため、結果としては結婚と離婚を繰り返しがち。
決定的な離婚の線ではありませんが、結婚線の先端の下降が長ければ長いほど、事態は悪化しています。
もしパートナーと共に歩んでいきたいという気持ちがあるのであれば、苦しくてもその場で向き合うことが必要。
自分を曲げるという感覚を抱く必要はありません。相手の心の声をきちんと受け止めましょう。あなたが感じている自由がないという感覚は、もしかしたら、相手だけが要因ではないかもしれません。結婚生活の中で起こる困難やパートナー自身に対して、あなた自身があきらめの気持ちを抱いているから生まれているのかも。
すぐにあきらめたり、避けるのではなく、お互いが自然体でいられる糸口をまずは探してみましょう。
もし離婚をしたいと思う場合、離婚選択しても構いません。あなたが無理をしすぎることはないでしょう。ただし、再び結婚をした際に同じ結末を迎えやすいため、次の結婚に踏み切るタイミングは、自分の中の結婚に対する苦手意識を克服してからがベストです。
Text : daua
海外を旅した際に出会った西洋占星術家がきっかけで手相・心理学を研究。IT,アート業界でWebディレクター、ライターとして働く傍ら、いつの間にか手相が口コミで評判となり、2012年から手相観として本格始動。個々の可能性を見いだし、良い変化をもたらすツールとして手相を捉え、手相を通じて自分自身を深く見つめる感覚を多くの人と共有することを目指している。2017年にベルリンへ拠点を移す。パーソナルカウンセリングを軸とし、手相をキーワードに、アートやデザイン、食、ヒーリングなど様々なジャンルのイベントでグローバルに活動を行っている。