当然といえば当然の話。
セレブたちが言うほど産後の体重が早く減らないことによるイライラ、落ち込み、絶望を抱えた女性の数が、ほぼ半数の46%にも上ることをイリノイ大学の研究チームが明らかにした。
ヘルスコミュニケーション誌が発表したこの研究では、マスコミが掲載する妊娠中と出産後の体について、そしてそれが自尊心に与える影響について、50名の女性がインタビューに答えた。
被験者数が少ないのは確かだが、その結果は完全に理に適うものだった。
この文献の筆頭著者トニ・リーチーによれば、 「実験に参加した女性たちは、短期間で産後の体重を減らす女性のマスコミによる描写は非現実的な期待を抱かせ、ホルモンバランス、身体的な回復、育児によるストレスといった出産の現実を物語っていないと感じていた」 。
また、出産前後の女性たちは特に自分の見た目を気にしており、ボディイメージに対して精神的に脆くなっているそう。
その一方で、ソーシャルメディアは 「友人や家族を含む “現実の人々” からのメッセージであり、ユニークな影響力がある」と捉えられていた。
正直で信憑性のある情報が共有できるソーシャルメディアが、多くの女性の気持ちを楽にしていることを強調する結果となった。
※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text:Team WHTranslation:Ai Igamoto Photo:Getty Images