セックスをマインドフルに♡　もっと気持ちよくなる7つの方法

マインドフルなセックスで重要なのは、どの段階でも、心と体を“いま”に集中させること。反対にマインドフルじゃないセックスは、探究というよりも機械的な行為と言える。
「お互いの好みが分かったら、それを定番にすればいいと思うかもしれません。でも、五感にスイッチを入れた途端、その定番の動作が違うものに思えてきます」とモウティス。
しかも、マインドフルに交われば、パートナーとのつながりが一段と強くなる。「セックスがより親密なものになりますし、性交中に自分の五感をオープンにして意識すれば、気持ち良さが増幅します」

1．パートナーと話し合う

ご存じの通り、セックスは1人じゃできない。「セックスをもっとマインドフルにしたいという自分の気持ちをパートナーに伝えましょう」と話すのは、恋愛コーチング＆セルフケアアプリ『Relish』のヘッドコーチで心理学者のブライオニー・レオ。「セックスで何がしたいか、どんな感覚を味わいたいか、小道具を使いたいかを話し合ってください」
例えば、アイスキューブやフェザーで性的興奮を高めたいとか、特別なプレイリストや照明でムードを出したいとか。何が快感をもたらすかはカップルによって違うので、あなたとパートナーに合うもの・ことを探してみよう。

2．時間を取る

やっつけ仕事の時短セックスは全然マインドフルじゃない。
「マインドフルなセックスは普通のセックスより時間がかかるので、本当に楽しむためには時間と心のゆとりが必要です」とレオ。
焦らなくて済むように、ベビーシッターを雇ってでもスケジュールを空けること。

3．息を吸って、息を吐く

ベッドに横になる前に、2人で一緒に5分間の呼吸エクササイズか瞑想をしてみよう。これで2人がシンクして、最高に親密な状態になれるはず。
深呼吸にはリラックス作用があるので、体が興奮しやすくなるというメリットも。

4．複数の感覚に集中しない

マインドフルなセックスに初めてトライする人は、感覚に集中するのが難しいかもしれない。モウティスによると、最初のうちはフォーカスしやすい感覚を1つ選び、その感覚を十分に堪能してから次の感覚に移るといいそう。
「あなたを抱き締めるパートナーの手、あなたにキスをするパートナーの口を全身で感じてみましょう。すると一気にその瞬間に引き込まれ、身体的な快感が増幅します」

5．自分の体を理解する

パートナーとのセックスをマインドフルにしたいなら、マスタベーションの時間を取って。
「自分の体を理解するため、自分の体を探究し、自分で自分を喜ばせましょう」と話すのは、米スタンフォード大学で女性の問題とセックス・ポジティビティを専門とする公認心理学者のラワンダ・ヒル博士。
「自分にとって気持ち良いことを知れば知るほど、力が湧いてくるはずです」
ヒル博士のマントラ「探究、探究、探究」を唱えながら、新しいバイブレーターで遊ぶのもよし、マスタベーションを試すのもよし。

6．セクシーな実況をする

『セックス＆ザシティ』のサマンサみたいなセクシーボイスで、あなたの動きをパートナーに実況中継してあげよう。
恋愛・セックスカウンセラーのガブリエル・ウサティンスキは「パートナーにやさしく触れながら、あなたがしていることをリアルタイムで伝えてみましょう」とアドバイスする。
ポイントは、自分にプレッシャーをかけすぎず、楽しみながら、できるだけ具体的に伝えること。官能小説の生々しい描写を思い出して！

7．デジタルデトックスをする

セックスジェルブランド『ASTROGLIDE』の性科学者、ジェス・オライリーに言わせると、21世紀のマインドフルセックスは、スマホを寝室からできるだけ遠ざけて、目に入らないようにすることから始まる。「フェイスブックや仕事メールのプッシュ通知ほどムードを壊すものはありません」

いっそのこと、その夜はスマホと別の部屋で寝よう。
「ネット上の友達ではなく、パートナーの存在で眠りに落ち、パートナーの存在で目を覚ますのがゴールです」とオライリー。
「スマホで目覚ましかけるもん！」と言い訳をしている人には、自分が思っている以上にデジタルデトックスが必要かも。

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Perri O. Blumberg　Translation: Ai Igamoto

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