多様な種類があるヨガマット、結局どれを選んだらいいの? という人は厚さ・重さ・サイズ・素材・デザイン・価格の6つをポイントにヨガマットを選んでみて。
●厚さ
1~2mm:
薄くて軽いので、コンパクトに折りたためて持ち運びにぴったり。旅行先でも運動したい人におすすめ。ただし硬い床に敷く場合、クッション性が高くないので肘や膝に負担がかかってしまう。スタジオやジムで貸し出しているマットの上に重ねて使うとGOOD。芝生の上ならこれ1枚でも大丈夫。
3~5mm:
オールマイティなヨガマットを求めているなら5mmくらいが使いやすい。持ち運びには少々重たいが、素材によっては苦にならないものも。ヨガや自重トレーニング程度の運動には、この厚さが好バランス。
10~12mm:
厚い分クッション性が高いのがポイント。ウェイトを使った高強度トレーニングを行う人は、10mm以上は安定感があって◎ ただし、折りたたんだり丸めたりするにはかさばるので持ち運びには適さない。
●重さ
スタジオやジムへヨガマットの持ち運びをする人は、重さも大切なポイント。軽くてもすぐに劣化してしまうものは、資源のムダになってしまうのでNG。素材や耐久性も考慮したうえで、心地よいアイテムを選ぼう。
●サイズ
横幅60cm、縦幅170~180cmが一般的なヨガマットのサイズ。海外ブランドのマットだと、背が高い人用に大きいサイズもある。
●素材(お手入れのしやすさも大切!)
TPE(熱可塑性エラストマー):
近頃は、TPE素材が主流になってきている模様。ゴムのようなグリップ力を持ちながら、軽さも兼ね備えている素材で比較的手に入りやすい値段が特徴。水拭きによるお手入れもでき、衛生面も安心。素材の多くはリサイクル可能なので、エコな選択をしたい人にもおすすめ。ただし、熱には弱いため高温になるところでの保管は避けて。
EVA(エチレン酢酸ビニールコポリマー):
非常に軽く安価なのがこの素材。クッション性やグリップ力は備えているので、お試しでヨガマットを購入してみたい人に。劣化しやすいのが難点。
天然ゴム:
耐久性やグリップ力、クッション性などあらゆる機能を備えた天然ゴム。環境配慮の面でも優れているのでヨガインストラクターに愛用者は多い。重く、お手入れが少々面倒な点を除いたら、一生使えて便利。天然ゴムアレルギーの人は使用不可。
●デザイン
シンプルなものから、面によって柄が異なるもの、写真をプリントしたものまでヨガマットのデザインは幅広い。部屋のインテリアになるおしゃれなアイテムも増えてきているので、お気に入りを見つけて。
●価格
素材、サイズ、厚み、ブランドによって価格は1,000円~17,000円くらいまでさまざま。気持ちよく運動するため、そしてケガのリスクを軽減させるためにも安さだけでなく、使い心地を重視した選択を。