今回の相談者は、ガムシャラに仕事に突き進んだ1年。成長できているのかが気になる27歳。
「手相は変わる。運は変えられるんです」と語るのは、手相観として4000人以上を観てきたdauaさん。彼女自身も仕事のストレスで体調を崩したときに、ランニングやヨガに出会って不調から脱出。現在も自分自身の状態をよりよく保つために、ランニングやヨガは欠かないそう。そんな彼女が、手相観の相談でも多いお悩みについて、アドバイス。特徴的な線もご紹介するので、参考にしてみて。
手相を観ていると様々な人が私のところにやってきます。
今日もまた、一人のお客さまが扉を開けていらっしゃいました。
「昨年一年を振り返ってみた時に、私は仕事において成長できたのでしょうか？ ガムシャラに突き進む一年で、やりきった気持ちですが、今後どうなるのかが知りたくて」
建築事務所で設計士として働くアマネさん。現在27歳。ストライプのシャツワンピースに紺色のニットを重ね、グレーのダッフルコートでやってきた彼女。
「仕事はきつく、迷いながらも走り続けてきました。客観的にみて、私は成長できていますか？」
思わぬところから来る転機が、成長の証となる。
アマネさんは、仕事に自分の精力を注いできた人。
自分が歩んできた成果と今後の行方が気になっています。
アマネさんの右手をみてみましょう。
おや、とても珍しい線が出ています。
2本の線が交差し、魚状になる紋が、右手の運命線に向けて現れています(①)。
フィッシュと呼ばれるこの紋は、劇的な幸運が訪れる1年ほど前に予兆を伝えるために現れるサインです。
右手の運命線に向けて現れているため、仕事において思いがけない幸運が訪れる可能性があります。このサインは、あなたが人生の大きな好転を呼び起こす実力と、それを受け入れだけの自分に成長を遂げた証です。
まだ出会っていない人から大きなチャンスを得ることに。仕事環境の変化も伴う可能性があります。
今まで走ってきた自分、そして得てきたものを今一度周りに聞いてみるのもいいでしょう。
そして、次の目標を定め、計画するとチャンスが一層入り込みやすくなるはず。
このチャンスを掴んで、自分が目指すネクストステージの自分に挑んで見ましょう！
「これか！」と実感できるような大ラッキーな出来事が待っているので、楽しみにしていてください。
Text & Illustration : daua
海外を旅した際に出会った西洋占星術家がきっかけで手相・心理学を研究。IT,アート業界でWebディレクター、ライターとして働く傍ら、いつの間にか手相が口コミで評判となり、2012年から手相観として本格始動。個々の可能性を見いだし、良い変化をもたらすツールとして手相を捉え、手相を通じて自分自身を深く見つめる感覚を多くの人と共有することを目指している。2017年にベルリンへ拠点を移す。パーソナルカウンセリングを軸とし、手相をキーワードに、アートやデザイン、食、ヒーリングなど様々なジャンルのイベントでグローバルに活動を行っている。
