SNSで誰もが羨むようなきらびやかな日常を見せてくれるセレブたち。ラグジュアリーな自宅に、有名人同士の恋愛、ブランドものに囲まれる生活……。毎日を幸せに過ごしていると信じて疑う人は少ないだろう。でも、そんな彼女たちも一人の人間。輝かしい成功の裏で、強いプレッシャーを感じていたり、心の病を患ってきた人も多い。今回はメンタルヘルスに真摯に向き合い、アクションをおこしてきた5人のセレブたちをご紹介。

1.セレーナ・ゴメス

メンタルヘルス
Getty Images

女優で歌手のセレーナ・ゴメスは2022年にメンタルヘルス・プラットフォーム『Wondermind』を設立。「メンタルケアをすることが当たり前で恥ずかしくない世界」をテーマに、ユーザーに対し、メンタルヘルスを向上するために作られたリソースをありとあらゆる方面から提供する。

セレーナ自身、双極性障害(自分の気持ちや感情が何なのか分からないと、混乱してしまうもの)を患っていることも明かしている。

instagramView full post on Instagram

2.アリアナ・グランデ

メンタルヘルス
Getty Images

2017年5月にマンチェスターでのライブ終了後に、会場が爆破テロ事件の標的となったことが、PTSDを患うほどメンタルヘルスに影響を及ぼしたと公表しているアーティストのアリアナ・グランデ。そんな彼女のメンタルヘルスを支えてきたのは「セラピー」だったとか。その大切さを痛感するアリアナは、2021年にオンラインでのセラピーを提供している「BetterHelp」に総額約8億円もの寄付を行った。

3.レディー・ガガ

メンタルヘルス
Getty Images

これまでも心のケアの重要性を発信してきたレディー・ガガは、2021年11月13日の世界親切デーに合わせて、親切心とメンタルヘルスとの関連性を探る短編映画を公開した。ガガのボーン・ディス・ウェイ財団が支援するこの30分間の特別映像は、ガガとメンタルヘルス専門家のアルフィー・ブレランド・ノーブル博士が、11人の若者に話しかけ、それぞれのメンタルヘルスの旅路を探ったもの。若者との対話を通して心のウェルネスには親切心が重要であることを訴えている。

4.デミ・ロヴァート

メンタルヘルス
Getty Images

女優でシンガーのデミ・ロヴァートも摂食障害やアルコール依存症、薬物依存症などに苦しんできたうちの一人。2019年に薬物中毒で亡くなった友人トミー・トラッセル3世を想い、リリースした『Unforgettable(Tommy‘s Song)』の収益はすべて依存症の人を支援する団体「The Voices Project」に寄付した。

5.グウィネス・パルトロウ

メンタルヘルス
Getty Images

ハリウッド女優のグウィネス・パルトロウは、2008年にライフスタイルサイト『Goop』を立ち上げた。当初、グウィネスがサイトを開始した目的は、単に情報交換の場を作ることだったが、今や美容、食、メンタルヘルス、セクシャルヘルスなど女性のウェルネスに関するあらゆるメソッドや解決法を提案している。2022年2月には、日本でもメディアとECショップの本格展開を開始している。

Headshot of Aoi Nakashima
Aoi Nakashima
エディター

アシスタントエディターとして、主にSNS周りを担当。ウィメンズヘルスを一緒に作るコミュニティー、Fit Girlsのコミュニティリーダーも担う。セレブ・ファッション・フードなどのカテゴリーの中で、トレンドを日々リサーチし、投稿や記事へとつなげる。特技は20年続けた硬式テニス、最近はランニングとボクシングにも夢中。座右の銘は“一日一幸”♡