最近、散財が多いと悩んでいるエディターKanna。お金が貯まらない原因は、実は住んでいる部屋にあった⁉ 今回は、15年間で2万人以上の鑑定を行ってきた人気開運ライフスタイルアドバイザーの愛新覚羅(あいしんかくら)ゆうはんさんが、エディターKannaの家をズバリ診断。どの家にも共通するチェックポイントもあるので、ぜひ参考にしてみて。

【INDEX】

  • 『お金が貯まりにくい家』とは?
  • 家の四隅はキレイにすべき理由

『お金が貯まりにくい家』に住んでいた!

まず、エディターKanna宅の間取りはこんな感じ。

部屋

ゆうはん先生(以下Y):この家はズバリ、『お金が貯まりにくい家』ですね。出ていくお金が多い家です。実際はいかがですか?」

エディターKanna(以下K):「まさにそのとおりで、ものすごくお金が出ていっています……」

Y:「間取図のグリーンのラインを見てください。玄関のドアを開けて真ん中にドアがあり、最終的に窓まで一直線でつながってる。これを漏財宅(ろうざいたく)といいます。漏財宅というのは、『財が漏れる家』。
日本のマンションだとよくある間取りですが、金運と仕事運にすごく関係があるのは、この玄関と窓の関係性なんです。この「坐」と「向」と書かれているラインにはモノがないことが鉄則。通路なのでモノを置くことはないと思いますが、ありがちなのが、外出から帰ってきてついバッグや上着を床に置いてしまったりですね。気の通り道を遮ってしまうんです。

【NGポイント1】バッグや上着を床に置いてしまうのは避けて。

さらに、リビングに入って窓に抜けるまでの間にもしモノがあるようであれば、グリーンのラインからずらしてください」

Y:「中心の丸い部分を見てください。ここは対角線を引いてもらうとよくわかるんですけど、ちょうど家の中心です。太極というんですけど、ここにモノがあるということは家全体の運気を下げてしまいます。

【NGポイント2】家の中心にモノがあると家全体の運気を下げてしまうので注意

基本的になにもないのが一番です」

K:「グリーンのラインと赤い丸には何も置かないってことですね」

Y:「そうですね。ちょうどこの玄関からキッチンの間に扉があるので、ここが常に開いていなければ漏財宅の対策になります

K:「実はその扉は常に開いているうえ、ガラス扉なんですよね」

Y:「そうすると対策練りにくいですね。もうこの家の宿命的な形」

K:「ガラスであっても閉じておいたほうがいいですか?」

Y:「ガラスであっても閉じておいたほうがいいです」

【NGポイント3】玄関から窓に抜けるラインにある扉は開けっ放しにしない!

K:「あと、洗面所に、キッチン側に開くドアがあります。そこが結構開きっ放しなんですねよね。玄関から窓に抜ける青いラインを遮っちゃう」

Y:「あぁ、それも駄目ですね。相反するものは区切ったほうがいいんです。洗面所の水の気が、キッチンの火の気と喧嘩しますので、ここの気がすごくぶれやすくなるんですね。キッチンと玄関の間にあるガラス戸を閉めていただくっていう対策が、まず一つ

なんか不安』とか、『よくわからないけどなんか買っちゃった』とか、そういう『よくわからないストレス』が出てきやすいんですよ。記憶に残らないものが増えていきますので、気を付けていきましょう」

NGポイント4】 キッチンと洗面所の扉は開けっ放しにしない

Y:「もう一つ、枕の位置。枕は北の方角がベストです。日本では北枕は駄目といわれていますが、実は古来より風水では、北に頭を向けて寝ると一番休まるとされている方角になっています。

開運
Anastasiia Krivenok//Getty Images

今南を向いて寝ているということは、真逆を向いてることになります。だから、頭が休まらない。寝つきが悪い、寝ても疲れが取れない、となるのです」

【NGポイント5】南枕で寝ると快眠しづらい

K:「本当はベッドの配置としては、西を向いて寝たいんですが」

Y:「西側は悪くはないんです。ただ、玄関入ってすぐにドアがありますよね。入ってすぐに頭があるのはよくないんです。ドアから入って、頭が見えないほうがいいですね。なので本当は寝室の隣の部屋を寝室にしたほうが、頭も休まってストレスも解消できて、ほかの陰の作用があったとしても解決できる」

【NGポイント6】ドアの近くに枕があるのは頭が休まらない

K:「そこはウォークインクローゼットなんです」

Y:「なるほど。けして北東とか北にウォークインクローゼットがあることは悪くないです。しかし、鬼門なので、ここが汚いと家全体の運気を下げてしまう。なんでも放り投げてしまうと、本当にお金が貯まらないです」

K:「やばい……。けっこう汚い」

【NGポイント7】北東が散らかっているとお金が貯まらない

Y:「パッと見た時から、これはお金が貯まらない。入ってきても逃げちゃう部屋だなって感じましたね。日本の家屋というのは対策に限度がありますので、この形のなかで最大限できることをするしかないですね」

a modern, stylish and bright bedroom with plants
Oscar Wong//Getty Images

K:「観葉植物も置かないほうがいいですか?」

Y:「関係ないですね。置くとしたら星マークが書いてあるところ(部屋の四隅)に置くといいんですが、光が入りにくい場所ですよね。自分の背丈より低い、葉っぱが丸いものを選んでください。

また、テレビは東側に置いたほうがいいでしょう。おそらく、この家に来てから漏財もそうですが、ストレスをいつも以上に感じたり、寝ても疲れが取れなかったりしませんか? 食べ物を食べても身にならないとか、お料理にやる気が出てこないとか、その人によっていろいろあるんですが、そういう状況が起きている可能性が高いです。実際どうでしょう?」

K:「えっ‼ なんと……。実は料理のやる気が出なくて、ついお惣菜を買ったりが増えていたんです……」

Y:「キッチンは食器類などを暖色系でそろえていただいて、対策を打ってください西側にあるお風呂場に関しては、ブラウン、ホワイト、アイボリー、ゴールドとかのタオルやトイレタリーを揃えるといいでしょう。

ゆっくり過ごしていられる空間ではあるんですが、なにせ漏財宅なのでお金が入ってきても貯まりにくい。まあ、半分程度は対策でカバーできるかな? という状態ですね。けしてすごいヤバイ、というわけじゃないんですが、もし身に覚えがあれば、その影響が出てるということですね」

家の四隅はキレイに!

部屋
部屋

Y:「星マークのところ、つまり家の四隅ですが、ここはきれいにしておいたほうがいいです。観葉植物を置いたり、素敵な絵を飾ったり。たとえば財産的なもの、通帳とか金庫とか美術品とかをここに保管されるといいと思います。寝室だと、この星のところに旦那さんが寝るといいんですよ。女性の位置ではなくて、男性の位置になります」

【NGポイント8】家の四隅が整っていない

Y:「あとは北東もとにかくきれいにすることが大切です。クローゼットをすっきり整えるということですね。一番物を詰め込みやすいところは、整理しておくということです。なんでも重ねてぐちゃぐちゃとか、ごみが捨ててあったりとかじゃなくて、ちゃんと整理されていればいい。あとは、玄関が広いっていうのはすごくいいですね」

【NGポイント9】クローゼットがグチャグチャだと開運を妨げる

Y:「問題点はお金が出て行きやすいほか、疲れが取れにくい家ですね」

K:「そうなんです。体力には自信があったはずなのに、めちゃめちゃ疲れやすくなって、なんでだろうと思ってたんですけど、そういえばこの家に来てからですね…… 」

woman's hands in sweater holding cup of hot drink coffee indoors still life composition
Anna Ostanina / EyeEm//Getty Images

Y:「けっしてすごい悪いというわけではないので、そんなにげんなりされずに。家の形はいいですからね、長方形で。家は住んで2~3年で根が出てくるので、お伝えした対策をしても改善されないようであれば、リフォームやお引越しっていう手もありますし」

K:「なるほど」

Y:「今回お伝えしたことは、万人に通用することも多くあります。財気位の場所と、坐、向のグリーンのラインはその家によって違うので正確に測定しないと難しいですけど、中心に物を置かないとか、方位における対策も共通なので」

K:「対策の効果が表れるのってどれくらいですか?」

Y:「人によります。即日の人もいれば、半年とか3ヶ月くらいの人もいます。3の倍数で見ておけばいいかなって思います」

K:「3日、30日、3か月、3年とか」

Y:「そうそう。60日とか90日とか。倍数で。人によって違うけど、3の倍数で来ることが多いですね」

“運の詰まり”をデトックスして、スッキリ開運体質へ!

イベント

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不用品も、脂肪も、厄も手放して、自分らしく心地よい状態に整えるためのオンラインセミナーを受けることができる。今回、記事に登場していただいた開運アドバイザー・愛新覚羅ゆうはんさんによる「強運を呼ぶ部屋」の作り方と、収納スタイリスト・生き方スタイリストの吉川永里子さんによる「やせる部屋」の2本立て。

さらに今回のイベントは、不要な洋服やアクセサリー、バッグや靴を寄付することで発展途上国の子供たちにポリオワクチンを寄付できるサービスとして話題の「古着deワクチン」(価格3,300円)がセットになっている。古着deワクチンは、「捨てる」のではなく「手放して寄付する」ことで、社会貢献ができる素敵な仕組み。セミナーの中で「古着deワクチン」を使った具体的な手放し方もレクチャーするから、「捨てられない女」もみるみる手放せる。

ぜひイベントに参加して、スッキリとした気持ちで新年を迎えよう!

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Illustration:Aoi Nakajima  Text:Kaoru Sawa

Headshot of Kaoru Sawa
Kaoru Sawa
ウィメンズヘルス・エディター

美容・ダイエットを中心とした記事を担当。自他共に認める美容マニアで、ハマり症。その気質から、自分が挑戦する取材企画には必ず結果へのコミットにこだわる。男性ライフスタイル誌、女性向けアプリメディアなどを経て、2021年までウィメンズヘルス編集部に在籍。