お腹も形作ること、それがボディメーキング。
まず、『どんなお腹になりたいか』という目標作りが大切です。

「腹筋をすると寸胴になりそうだから、腹筋はしたくない」という方もいらっしゃいますが、どのようなトレーニングをするか、どのような腹筋運動をしているかによって、お腹の形も変わってきます。これは腹部に限らず、どの部位にも共通して言えることです。

例えばですが、重いものを頭上に持ち上げるようなトレーニングをしていれば、重さを支えるために、体幹は太くなりやすいと言われています.

なぜなら、寸胴の方が安定するからです。繊細で華奢なワイングラスよりも、ビールジョッキの方が重たいものに耐えられそうでしょう?

ご自身がくびれのある体になりたいのか、安定感のあるどっしりとした体になりたいのか、ここでも考えることが大切になってきます。

初回にお伝えしたように、
『どのような自分になりたいか』『どんな体が理想なのか』ということを明確にしておくことで『どんな手段を用いれば良いか』という道筋が見えてきます。

しなやかなくびれを作りたいならそのように。うっすら縦線が入った引き締まったお腹が欲しいならそのように、お腹もボディメーキングしてきましょう!

さて、私たちは普段の生活で『下腹部』を意識しながら動くことはとっても少ないのではないでしょうか?

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『おへそ周り』や、『下腹部』周りのもたつきやたるみが気になるとおっしゃる方がとっても多いのですが、普段の生活で下腹部を意識して動くことが少ないため、脂肪がつきやすくなっているのです。

腹筋は思っているよりも長い筋肉です。みぞおちのあたりから、恥骨のあたりまで続いています。

気になる下腹部にアプローチするならばおへそ部分から下を狙って『ニートゥチェスト』という動きを行ってみましょう。

preview for 和久井悦子のBody Design Method

今回はひねりを加えているので、脇腹にも効いてきますよ!

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Kiriko Kageyama
エル・グルメ編集長/ウイメンズヘルス編集長

『エル・オンライン(現エル・デジタル)』のファッションエディターを経て、フリーランスに。女性ランナーによる企画集団「ランガール」を設立。その後女性誌立ち上げやWebメディアの立ち上げを経て2017年にウィメンズヘルス』日本版ローンチ時から編集長に。2023年夏よりエル・グルメ編集長も兼務。趣味は料理を作って友人たちに振る舞うこと。