サン=ピエールによると、パッケージには "プロテインバー"と書かれていても、「実際には、それほどタンパク質が入っていないこともある」そう。「タンパク質が不足していれば、満腹感も持続しません」。
また、カークパトリックいわく、バー1本に含まれる炭水化物がタンパク質の2倍含まれていれば、血糖値が急上昇してしまうことも。「タンパク質とは、炭水化物ほどのインスリンを必要としないものです」
でも、糖質がたっぷり詰まったプロテインバーを食べればインスリンは急増し、後に激減しやすくなる。すると、またすぐにおなかがすき、必要以上に食べてしまう……とダイエットには決して理想的とは言えない悪循環に。
サン=ピエールが勧めるのは、最低15gのタンパク質が含まれていること(理想としては20g)。脂質はタンパク質の半分以下が目指しどころ(20gのタンパク質に対して脂質は最大10gが理想的)。ついでに糖質がタンパク質の1.5倍以下であるかも確かめよう(20gのタンパク質に対して糖質は最大30g)。
最後に食物繊維の量もチェックすれば完璧。「少なくとも3~5gの食物繊維が入っているといいですね」とカークパトリック。これだけあれば食後に満足感が得やすく、お通じにもうれしい効果が見られるそう。