走ったあとは、疲れた筋肉の燃料補給と修復に何かが必要。それにはやっぱりプロテイン。「プロテインの摂取は、強い筋肉を保ち、筋量の減少を防ぐ上で重要です」と話すのは、公認管理栄養士のカリッサ・ギャロウェイ。プロテインには、筋肉の成長と回復を促すロイシンというアミノ酸も含まれている。 「ワークアウト後に必要なプロテインを摂取して、大事なリカバリープロセスを加速させるにはプロッヒーが便利でしょう」。コーヒーは(特に朝型の)ランナーにとって大事な習慣。そこにプロテインが加われば、2度おいしいに決まっている。 スポーツ&パフォーマンス栄養士のシンシア・サスによれば、まず最初に、どのくらいのタンパク質を普段の食事で摂取しているかを把握することが大切。「不足気味なら、コーヒーにプロテインを加えることで不足が補えるでしょう。アクティブな人であれば、体重1kgにつき0.25~0.40gのタンパク質を1日4~5回摂取するのが理想的です」。でも、耐久ランナーは1日の摂取量を増やした方がいいかもしれない。運動栄養学・代謝学専門誌『The International Journal of Sport Nutrition and Exercise Metabolism』によると、タンパク質の摂取量は体重1kgにつき1.3~2.4gが好ましい。