健康的でアクティブなライフスタイルを送るWomen’s Healthの読者代表、Fit Girls。Fit Girl’s Fav企画では、彼女たちの今気になるコト・モノをご紹介。今回は、Fit Girlsに、読むと初心を思い出せるような、落ち込んだときにパワーをくれるような、お気に入りの本を紹介してもらった。
①高畑 えみさん
「西原理恵子さんの、『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』という著書がお気に入り。恋愛や家族や仕事、将来に悩んだりしたときにこの本を読むと、初心に帰れるというか、忘れてはいけないことを思い出せる気がします。また、家族（特に母）の思いにも気付かされるような内容が多いので、この本を読んだ後は、いつも家族に感謝の言葉を伝えるようにしています」
「また、私が読むといつもホッとするのは、吉本ばななさんの作品。特にTSUGUMI、キッチン、アムリタが好きです。どの作品の文章も優しく穏やかで、疲れているときにポジティブなエネルギーをくれるような作品で、お守り的に持っています」
②田中 八恵子さん
「ありのままの自分を受けいれることの大切さや、周りに感謝することを教えてくれる一冊。アファメーション（ポジティブな言葉で自分自身を幸せへと導くマインドセットのこと）がついているので、自分に自信がないときや、モヤモヤしているときにランダムに開いてそのページの言葉を声に出してます」
③マリジョゼさん
「ストレスや苦しみに打ち勝つための精神を支える力“レジリエンス”が注目を浴び始めています。著者は突然大切な人を失うという悲しみに直面し、この力の重要性を強く感じることになります。私も日々の生活で疲れや悲しみを感じるとき、この本を読むことで一度立ち止まることができ、冷静に考えるきっかけをもらっています。せわしない現代を生きる人が多い世の中だからこそ、是非読んでいただきたい一冊です」
④奈良橋美弥さん
Be Happy: 35 Powerful Methods for Personal Growth & Well-Being (Live Well) (English Edition)
「この本によると、最低でも40%の自分の幸福は自身の選択や行動によって左右されるそう。幸せに生きるためのヒントをくれるのがこの本。ポジティブマインドやウェルネスのための大事な価値とそのティップスを35個、選択、育成、練習、確保の4つの視点から紹介しています。自分の生活を自分自身でよりよくするための手助けをしてくれる素敵でパワフルな本です（※英語の本です）」
⑤EMIKO
「何度読んでも、そのときによって心に響くところが違ったり、昔は理解できなかったところが理解できるようになってたりと、いつ読んでも学びがある本です。ヨガ哲学を学びたい方にぜひ読んでほしい一冊。初めは1人で読むのが大変だと思うので、解説ワークショップ等に参加するのがおすすめ！」
⑥小川梨花さん
「ドイツの哲学者であるニーチェ。大学の同期に勧められて以来、私のモチベーションを上げてくれる一冊。自分や世界そのものが苦悩に満ちていたとしても、どうすればそれらを肯定することができるかのヒントを与えてくれる本。朝目覚めて今日の一言をランダムに決めるのが私の日課。ちなみに今日のニーチェ先生の言葉は、“誰もが喜べる喜びを”でした。“私の喜びは誰かの役に立ってるか？”“誰かも喜んでくれるか？”と気付かされました」
「大好きな川村元気さんの作品。自分が生きるために“消すこと”を選んだ主人公。当たり前に存在しているもの、時間、携帯etc... 当たり前に気づくのは、意識しないと出来ない、ということを痛感します。私は走れることに感謝しなければけないし、近くに家族がいることに感謝しなければいけない。大切なものを失わないように喝を入れてくれる一冊です」
今回はフィットガールズのおすすめの10冊をご紹介。本は、知識を与えてくれるだけでなく、時には人生を変えるきっかけを与えてくれるもの。これらを参考に、ぜひ本棚に置いておきたい大切な一冊を見つけてみてはいかがだろう。
アシスタントエディターとして、主にSNS周りを担当。ウィメンズヘルスを一緒に作るコミュニティー、Fit Girlsのコミュニティリーダーも担う。セレブ・ファッション・フードなどのカテゴリーの中で、トレンドを日々リサーチし、投稿や記事へとつなげる。特技は20年続けた硬式テニス、最近はランニングとボクシングにも夢中。座右の銘は“一日一幸”♡
