キャンプやバーベキュー、花火に野外フェスなど、外で過ごす事が多くなる季節が到来。 そこで、気になるのが虫刺され。今回は、アメリカ版ウィメンズヘルスが市販薬を使わずに虫刺されをケアする方法を専門家に教えてもらった。
虫刺されをケアできる11の方法
1.ティーツリーオイル
皮膚科専門医のニール・シュルツ医学博士によると、このナチュラルオイルは、かゆみ、痛み、腫れの緩和に効果的。抗菌作用があるので、虫刺されによる感染症を防ぐのにも役立つ。
2.ハチミツ
多少のべたつきが気にならない人にオススメ。公認皮膚科専門医のホイットニー・ボウ医学博士いわく、ハチミツには消炎作用があり、かきたい気持ちが少しだけ治まるそう。
3.ミルク湿布
これはシュルツ医師一押しのテクニック。スキムミルクと水を1:1の割合で混ぜ、薄い布(ハンカチや古いTシャツなど)を浸す。その布で肌を軽くたたけば、牛乳に含まれるタンパク質でかゆみがスーッと引いていく。
4.レモンまたはライム果汁
レモンやライムの果汁には抗菌作用があり、かゆみも抑えてくれる。でも、シュルツ医師の話では、日に当たると皮膚が焼けることもあるので、実際に塗ったときは外出を控えること。
5.ラベンダーオイル
シュルツ医師によると、虫刺されにラベンダーオイルを数滴塗れば、痛みやかゆみが和らぎ、触ったり引っ掻いたりするのを防げる。
でも、メーカーによっては酸性度が高い場合もあるので、皮膚の炎症を防ぐため、1~2滴の水で薄めてから使うこと。
6.バジル
バジルはキッチン以外でも役に立つ。シュルツ医師によると、バジルの葉には、ひんやり感を与えるカンフルという化学物質が含まれている。バジルの葉を数枚みじん切りにして、虫刺されに当てよう。
7.リンゴ酢
シュルツ医師いわく、リンゴ酢は酸性度が低いので、かゆみ止めとして使うのにピッタリ。単独の虫刺されに軽く塗るか、全身を何ヶ所も刺されているなら、リンゴ酢を2~3カップ入れたお風呂に浸かるといい。
8.ココナッツオイル
シュルツ医師の話では、ココナッツオイルは虫刺されに塗ると3役こなしてくれる。かゆみや赤みを和らげるだけでなく、ちりやほこりが刺された箇所を刺激するのも防いでくれる。抗菌作用があるため、虫刺されが治るのも早くなるそう。
9.氷か保冷剤
ボウ医師によると、氷は血管を収縮し、体内のヒスタミン分泌量を減らすため、かゆみが治まる。氷の代わりに保冷剤を使ってもいい。
10.ティーバッグ
シュルツ医師いわく、ティーバッグは虫刺されから液体を吸い取ってくれるので、かゆみと腫れが緩和する。紅茶を入れるのに使ったティーバッグを冷まし、虫に刺された箇所に当てる。見た目は変かもしれないけれど、かゆみは間違いなく治まる。
11.コルチゾン
厳密には市販薬の成分だけれど、カトラー医師が言うように、「コルチゾンは体内で作られ、もともと消炎作用のある化学物質」なので、ある意味ナチュラルな治療薬。かゆみや腫れなどのアレルギー反応を抑制するため、「ほとんどの人は少量で効果が得られる」そう。
虫に刺されないようにするための予防法とは?
①オーガニックの虫除けアイテムを使う
ハッカ水やアルコールフリーのものを取り入れてみよう。
②ミントやラベンダーを庭に植えてみる
家の庭でバーベキューをする人は、虫よけ対策の植物を植えてみるのもおすすめ。
③肌を出すような服装は避ける
カーディガンを羽織ったりや長ズボン履いたり、肌を隠せる洋服を選んでみて。
※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text: Kenny Thapoung and Aryelle Siclait Translation: Ai Igamoto