UK版ウィメンズヘルスから届いたのは、ヘルシーな体作りに役立つ、ビヨンセのミールプラン。
2019年公開予定の実写版『ライオン・キング』のキャストの一人にビヨンセが選出された。2016年に劇場を沸かせた実写版『ジャングル・ブック』の制作チームが、子供時代の名作に再び魔法をかける。
ビヨンセが担当するのはライオン界の女王ナラの声なので実際の姿は見られないけれど、彼女の体に憧れる女性は多いのではないだろうか。
2015年、ビヨンセは『22 Days Nutrition Meal Plan』という植物性食品ベースのミールプラン宅配サービスを立ち上げた。開発には運動生理学者でパーソナルトレーナーのマルコ・ボルヘスが携わっており、彼女は同じタイトルの本も出版している。
アメリカの朝番組に出演したビヨンセは、｢私は生まれつき細いタイプじゃない。カーブのある体型だから、自分に合う食事プランを見つけるのに苦労してきた｣ と、プラン開発の背景を語った。
このプランには、その名の通り22日間で食生活を変えるという狙いがあり、食事に関する詳細なアドバイスと毎日気を付けるべきポイントが含まれている。
クライアントにジェイZ、ジェニファー・ロペス、カニエ・ウェストを持つボルヘスは、このプランに相当自信があるようで、野菜が大好きになることをユーザーに約束している。
｢短期的な目標が、人生を変えるような長期的な結果につながることもある。21日間で悪い習慣を断ち、新しい健康的な習慣を取り入れれば、22日目には必ずヘルシーでハッピーな人生に向かって歩んでいるはず｣
最近では、どこへ行ってもタンパク質で、“プロテイン” と派手に書かれた商品を見ることなくスーパーを出ることはまれ。そんな中、ボルヘスの食生活は炭水化物中心 (80パーセント) だという。
｢僕は、炭水化物が80パーセントで、脂質とタンパク質が10パーセントずつの食事を勧めている。植物性食品ベースのミールプランならそれも簡単。野菜とフルーツにはもともと複合糖質が多く、脂質が少ないからね｣
とはいえ、体重を減らしたければ、ニンジンの代わりにキヌアを、ブロッコリーやカリフラワーの代わりに豆類を食べるのがおすすめなんだそう。
そして、以下の5つのポイントを覚えておくこと。
●加工食品ではなく植物性食品を選ぶ
●1日3回マインドフルに食べる
●炭水化物80パーセント、脂質10パーセント、タンパク質10パーセントのバランスを目指す
●毎日30分エクササイズする
●水を飲む。カロリーを含む飲み物はとらない」
その実際の効果のほどは？
ビヨンセは同テレビ番組の中で、｢体重が減ったまま｣ であることを明かしたそう。このミールプランで肌ツヤも良くなったらしい。これはマネしてみる価値ありかも！
Text: Amy Hopkinson Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Images
2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。
